悪天候での2連勝は大きい/藤原満氏の目

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西日本スポーツ評論家の藤原満

 ◆ソフトバンク4-2日本ハム(19日・鹿児島)

 雨の中の観戦に加え、試合も9回まで行われなかった。年に1度の試合を楽しみにしていた鹿児島のファンには残念な試合になったかもしれないが、あのコンディションでは選手のけがの心配もある。5回裏終了時でのコールドゲームは致し方ないところだろう。

 悪天候での試合は余計な神経を多く使う。特に投手は「試合を早く進めなければ」という意識も働く。明らかに本来の姿ではなかった先発のミランダを、グラシアルとデスパイネが救った。特にデスパイネの一発は1点差に迫られた直後だっただけに大きかった。

 デスパイネは開幕から不振が続いたが、状態が上向いてきた。4回の本塁打もそうだったように、センターから右方向の打球が増えてきた。長距離打者は調子が上がらないとバットを振り回しがちだが、球に逆らわずに打つことで打率も上がり、本塁打も増える。

 プロ野球の長いシーズンではいろんなことが起きるもの。今回は悪天候が続いた熊本と鹿児島で、上位の日本ハムとの直接対決に連勝できた。選手は雨の中で神経を使い、大変な試合だっただろうが、チームにとっては大きな2試合になった。 (西日本スポーツ評論家)

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