西武・ドラ1松本航、初登板初先発初勝利 松坂以来新人20年ぶり

西日本スポーツ

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プロ初登板初先発で勝利を挙げた西武・松本航

ウイニングボールを手に辻監督(左)と握手を交わす西武・松本航 応援に駆け付けた(右から)父・昭浩さん、母・由美子さん、祖父・瀧野正敏さん、祖母・瀧野節子さん

 ◆オリックス3-9西武(19日・京セラドーム大阪)

 西武の新人投手の「初登板初先発で初勝利」は、20年前の松坂大輔(現中日)にまでさかのぼる快挙だ。ドラフト1位右腕の松本航が5回を4安打2失点で乗り切ってプロ初勝利。ウイニングボールを手に「ホッとしています」と笑った。

 3回までの9アウト中、内野ゴロが7個。打者の手元で小さく変化するカットボールやスプリットを低めに制球した。5回は「投げ急いでしまった」と小田の左前打、中川の中犠飛で2失点。2死一、二塁からは大城に粘られたが、10球目の134キロのカットボールで遊ゴロに仕留めた。

 6回からの2イニングを平井が封じ、7回に森が6号満塁弾。「平井が流れを止めてくれたのが大きかった。初勝利は野手に感謝だね」と辻監督はルーキー右腕をねぎらいながらも「力的にもう少しあってもいいかな。もっと磨かないと勝てない」と苦言も忘れなかった。

 昨秋のドラフト会議で高校生野手を1位指名した他の11球団が競合となる中、西武は大学生の松本航を単独指名。2月のキャンプの時点で開幕ローテ入りが確実視されながら、3月下旬に肺炎で離脱を強いられたが、約2カ月遅れの“開幕”で実力の片りんは見せた。

 兵庫県出身。地元関西での1軍デビュー戦には、両親、姉、祖父母が応援に駆け付けた。西武では松坂以来の快挙は「初めて聞きました。(松坂には)憧れがあります」。エースの系譜を継ぐのにふさわしいスタートだ。 (喜瀬雅則)

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