福大25日V決定戦 九大下し九国大と並んだ 九州六大学野球

西日本スポーツ

延長10回に勝ち越しの適時三塁打を放ち、三塁へ頭から滑り込む福岡大の金村 拡大

延長10回に勝ち越しの適時三塁打を放ち、三塁へ頭から滑り込む福岡大の金村

勝ち越しの適時三塁打を放つ福岡大の金村 10回表に勝ち越しの適時三塁打を放ち、塁上でガッツポーズを見せる福岡大の金村(右) 【注】学年の白ヌキは左打者、左投手、□は両打ち

 ◆九州六大学野球春季リーグ第6週第2日 九州大7-8福岡大(19日・筑豊緑地野球場)

 九州六大学野球の春季リーグ戦(西日本新聞社など後援)は19日、福岡県飯塚市の筑豊緑地野球場で第6週の2試合を行い、福岡大が九州大を8‐7で破って7勝3敗で九国大と首位に並び、同校との優勝決定戦に進んだ。8回に2点リードを追い付かれて延長に突入したが、10回に途中出場の金村浩二(4年・岩国商)の三塁打で勝ち越した。北九大は西南大に0‐10で大敗し、6勝4敗となって優勝の可能性が消滅した。優勝決定戦は25日午前11時から、福岡市の今津運動公園野球場で行われる。

■4年生の意地

 優勝に望みをつなぐ大一番で大きな仕事をやってのけた。延長10回2死二塁、4年生の金村が左中間を破る勝ち越し三塁打。「4年生が引っ張って神宮(全日本大学選手権)へ行くという姿を見せたかった」。最上級生の意地が大きな勝利をもたらした。

 金村は今季からベンチ入りした。リーグ戦前半はスタメンで出場したが、左手首を痛めて前週は先発を外れた。この日はテーピングで左手首を固めて途中出場。「監督に途中からいくと言われていた。心の準備はできていた」と5回の代打で登場し、8回の二塁打に続く2本目の長打が値千金の一打となった。

 最大7点リードを追い付かれる苦しい展開だった。前半は2本の3ランなどで大量リード。ところが後半は一転。本塁打2本で息を吹き返した九州大打線に8回、同点とされた。それでも「ベンチの雰囲気は暗くなかった」と金村は語る。リーグ戦期間中もチームで毎日500本から600本の素振りをノルマにしてきた。「自分たちはバットを振ってきたから打てる自信はあった」。厳しい練習をこなしてきたことが、ナインの支えだ。 優勝決定戦で2季ぶり57度目の優勝と3年連続の全日本大学選手権出場を狙う。「1週間あるのでまた打ち込んで、打ち勝つことを目指したい」と金村。自身初の全日本に向け、再びバットで勝利を引き寄せる。 (前田泰子)

PR

最新記事

PR

注目のテーマ