ソフトバンク和田、交流戦復帰へ照準 21日2軍戦で“最終テスト”

西日本スポーツ

交流戦中の1軍復帰を目指す和田 拡大

交流戦中の1軍復帰を目指す和田

2010年の交流戦での和田 交流戦通算勝利数上位

 6月の交流戦での戦列復帰に照準!! 左肩違和感からの復活を目指す和田毅投手(38)が、21日のウエスタン・リーグ中日戦(ナゴヤ)に先発する。今季6度目の2軍戦先発では100球をめどに投げる予定。ここで結果を出し、登板後の左肩の回復も順調なら、約1年半ぶりの1軍登板にGOサインが出る可能性がある。交流戦で現役最多タイの通算24勝を誇る左腕が復帰すれば、優勝4度、最高勝率3度の交流戦に勢いがつきそうだ。

 38歳の左腕は着実に復活への道を歩んでいる。18日は筑後の屋内練習場のブルペンで48球。和田は満足そうに汗をぬぐった。「状態は悪くない。21日に向けてしっかり準備したい」。交流戦での戦列復帰を目指すベテランは、21日のウエスタン・中日戦を見据えた。

 14日の同・阪神戦では今季最多の81球を投げ、6回途中1失点(自責0)だった。今回は中6日での登板となるが「体の張りは想定内。左肩も問題ない」と強調。今季は2軍戦で5試合に先発してきた左腕にとって、21日は“最終テスト”に近い意味合いを持つ。

 米球界から古巣に復帰して3年目の昨季は左肩の違和感に悩まされ、1軍登板なしに終わった。それだけに今季に懸ける思いは強い。「100球を投げて、球の質も良ければ『準備はできた』と言える。周りからも大丈夫と思われないといけない」と意気込む。

 和田の1軍での最終登板は、2017年11月1日のDeNAとの日本シリーズ第4戦。6月の交流戦で戦列復帰すれば、実に1年半ぶりの1軍マウンドとなる。ロッテ涌井と並ぶ現役最多の通算24勝を誇る得意の交流戦で、勝ち星のさらなる上積みも期待できる。

 交流戦の勝利数は杉内俊哉(元巨人)の通算26勝が歴代最多。かつてホークスの黄金時代をともに支えただけに「(交流戦に)特別な意識はないけど、スギ(杉内)のことは初めて知った。現役である以上、(更新する)可能性はゼロじゃないですね」と笑った。

 和田が復帰すれば、17年まで3年連続の最高勝率に輝くなど交流戦を得意とするチームにも弾みがつく。森ヘッドコーチも「過度な期待は禁物」と前置きした上で「交流戦は6連戦が続く。しっかりと内容を伴って(1軍に)上がってくれれば心強い」と期待する。

 若手にはない豊富な経験と実績を誇るとはいえ、和田も簡単に交流戦の先発切符を手にできるとは考えていない。「(21日に)しっかり投げられれば、ようやく競技のエントリーに名前を書くことができるという感じかな」。日米通算131勝の左腕は強調した。 (長浜幸治)

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