九産大が春V6 7回一挙6点 最大5点差逆転/福岡六大学野球

西日本スポーツ

2季ぶり40度目の優勝を決め選手に胴上げされる九産大の大久保監督 拡大

2季ぶり40度目の優勝を決め選手に胴上げされる九産大の大久保監督

7回2死満塁で勝ち越し打を放ち一塁で声を上げる九産大の森伊 【注】学年の白ヌキは左打者、左投手、□は両打ち

 ◆福岡六大学野球春季リーグ:九共大7-9九産大(20日・福工大野球場)

 九産大が「春6連覇」! 福岡六大学野球の春季リーグ戦(西日本新聞社後援)第6週第2日は20日、福岡市の福工大野球場であり、九産大が九共大に9‐7で逆転勝ちして勝ち点5とし、通算10戦全勝で2季ぶり40度目の優勝を飾った。4点を追う7回に森伊吹(2年・大村工)の勝ち越しの2点適時打などで一挙6点を奪って逆転した。春季リーグ戦は6連覇となり、6年連続20度目の出場となる全日本大学選手権(6月10日開幕、神宮球場など)にはシード校として登場。初戦の2回戦で日本文理大(九州地区北部)と大商大(関西六大学)の勝者と対戦する。福工大と福教大、日経大と九工大の試合は雨のため21日に順延となった。

■初の日本一へ

 九産大がライバル九共大を2連勝で退け、春の6連覇を達成した。一試合も落とすことなく、春の連覇が始まった2014年春以来の10連勝での完全優勝だ。「あの頃より打線が格段にいいと思う」と大久保哲也監督は今年のチームを評した。

 強力打線がこの日の勝利を決めた。序盤に6失点し最大で5点差まで開いた。大久保監督は「明日の試合(第3戦)の準備を考えていた」とさすがに弱気になったが、7回に打線が一気に爆発した。

 4番森伊が中前打を放ち、ラッキーセブンの幕は開けた。単打ばかりの6安打で同点に追い付いた。さらに同点の2死満塁から、この回2度目の打席に立った森伊が中前打で2点を勝ち越し。「みんなが結束力を高めて同点まできた。4番が打つ番だと思った」と森伊は胸を張る。

 森伊は1年春からリーグ戦に出場していたが、今季は調子が上がらず下位からスタート。次第にスタメンから外れて代打出場となり、第3週は出番もなかった。試合がなかった2週間で「バットが下から出ていたので水平に振るようにした」と打撃フォームを修正したことで調子が上がり、第5週からは4番に抜てきされた。「1年生も出ているのに(外れて)悔しい思いもあった」。最終戦は4打数2安打3打点の活躍で意地を見せた。

 昨年の全日本大学選手権は4強。前回の悔しさを糧に今年目指すのは初の決勝進出と日本一だ。柳内一輝主将(4年・九州学院)は「強い相手ばかりなので一戦一戦勝っていきたい。チャレンジャーの気持ちで戦います」と全国舞台を見据えた。 (前田泰子)

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