生奈&千広/DR戦初の女子2人参戦

西日本スポーツ

DR戦に参戦する大山千広(左)と小野生奈 拡大

DR戦に参戦する大山千広(左)と小野生奈

 令和となって初めてのSGは、まさに新時代を彩るのにふさわしい大会となった。SG史上初、ドリームに女性2人が選出。近年の女子人気の高さが証明された形だ。17年連続20回目の出場のグレートマザー・日高逸子は「以前の女子はSGを走っても『お荷物』なんて言われていたのに…。こんな時代になるなんて想像もできなかった」と回顧する。

 その女子人気をけん引し、歴史に名を刻んだのが、福岡支部が誇る最強女子・小野生奈と大山千広だ。「ドリームに女子2人が乗るということは、期待に応えようと走っている普段の女子勢の頑張りが、ファンに届いたのかな」。小野のSGデビューは5年前の福岡オールスター。15回目のSG出場で初めてドリームの座をつかんだ。「ファン投票6位にはビックリ。思いの外の投票を頂きました。大・大・大満足です」。もちろん、これで満足するような“タマ”ではない。「必死の思いで走ります!!」。ファンへの思いは、結果で示す。

 ひときわ脚光を浴びたのは大山。SG初出場が何と、いきなりのドリーム。「すごくありがたいこと。ファンの方々に、こういう機会を与えていただいた」と、感謝の気持ちでいっぱいだ。

 引退した母・博美への感謝も忘れない。大山は直前の鳴門オールレディースで今年初V。母の日が近かったこともあり、EMS(電気刺激エクササイズ機器)をプレゼントした。その母からは「新兵なので、しっかり仕事をしてきなさい」と送り出された。「結果は気にせず、勉強して帰ります!!」

 充実期に入りつつある30歳と、伸び盛りでまだまだ強くなる23歳。人気も実力も神の領域に近づく峰竜太を打ち破り、さらなるストーリーを紡ぎ出す。 (渡辺将司)