竹井“重い”期待に応えた 西山も存在感 ボート王国九州山口!

西日本スポーツ

初日1Rを白星で飾った竹井奈美 拡大

初日1Rを白星で飾った竹井奈美

オープニングセレモニーに裸で登場した西山貴浩。腹には「大穴」の文字が

 ずしりと実感したファンの期待を、そのまま自らの走りに転換した。オープニングセレモニー直後の1R、1枠に組まれた竹井奈美が白星取りに成功した。セレモニーでは文字通り、抱えきれないほどのプレゼントをファンから受け取って「こんなにもらったのは初めて。腕がつりそうでした」。そんな自己記録の更新を後押しに、Sタイミングもトップタイ。先手にこぎ着けて逃げ切った。後半は5着だったが、予選は6回走りで挽回は利く。5度目のSGの今回こそ、準優入りにもこぎ着けたい。

 西山貴浩はセレモニーで期待通りの爆笑パフォーマンス。ほぼ裸のふんどし姿で登場すると「多くは語らず背中で語ります」。振り向くと背中には油性インクで「感謝」の文字。会場は大いに沸いた。もちろん水面でもその言葉を体現。1、2着でファンに恩返しした。「3月のクラシックは下がっていたが、今回は下がらない」と最低水準はクリアの機力が戦闘態勢を支える。「背中の文字が消えない…」と苦笑いするが、水面での存在感はこのまま薄めるつもりはない。

 白井英治は圧巻の連勝劇。「福岡ではイン以上に勝負どころと思っている」と位置付ける3、4枠での好成績に「いいリズムで入れた」。そしてトリのドリームは峰竜太が制し、2年前の福岡オールスターのドリーム1枠での6着大敗の汚名を返上。大会初制覇を目指す実力者がともに最高の滑り出しで、まずは一歩前進だ。 (荒木翔吾)