ソフトバンク・デスパイネ、今季初猛打賞5月打率.357

西日本スポーツ

 ◆西武7―3ソフトバンク(22日・沖縄セルラースタジアム那覇)

 連夜の西武の猛攻に盛り上がった沖縄で、明るい話題はキューバの主砲のバットだった。4点を追う8回無死一塁、4番デスパイネは2球で追い込まれたものの、ヒースの3球目の外角直球を逆らわずに振り切ると鋭い打球が二遊間を抜け中前まで転がった。この日3安打目となり、今季初の猛打賞をマークした。

 「コンパクトに打球を前に飛ばす意識で打席に入っている」。その言葉どおり、初回、そして3回の安打もともに中前に運んだものだ。シーズン序盤は長打欲しさからか引っ張る意識が強く、4月を終えての打率は2割2分4厘と低迷。それでも「1カ月前くらいからコンディションも調子も上がってきた」と話すように、5月に入り一気に安打を重ね、打率も2割7分3厘まで上げている。

 5月は出場18試合で56打数20安打の打率3割5分7厘、8本塁打、16打点と月間MVPも狙えるほどの好調ぶりだ。無安打に終わった試合もわずか3試合のみ。主砲のバットに対する工藤監督の信頼も厚い。「ああやってヒットでつないだり、先頭で(塁に)出てくれたりというところはチームにとって大きいし、得点につながるケースも増えてくる」。森ヘッドコーチも「センターから右に打球が飛ぶ時は調子がいい証拠。打線を引っ張っていってほしい」と期待を寄せる。

 一方で、今季8度目の先発となった大竹への「援護不足」ぶりはぬぐい去れなかった。この日の相手先発は得意のはずだった高橋光。この試合前まで今季3度対戦し、16イニングで14得点していた。この日も好機をつくるが、あと一本が出ない。結局、降板した7回までで2点を奪うのがやっとだった。

 大竹登板時の援護は8試合計12得点で、1試合平均はわずか1・5点と低調だ。今度こそ2年目左腕が余裕を持って投げられるほどの得点をプレゼントしたい。 (長浜幸治)

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