全パ辻監督が本音「やっぱり彼」天敵右腕の選出“熱望”

西日本スポーツ

工藤監督(右)とダッシュする高橋礼 拡大

工藤監督(右)とダッシュする高橋礼

オールスターゲームの要項発表会見で注目選手の一人に高橋礼を挙げる西武・辻監督 高橋礼の今季登板成績

■きょうからファン投票

 敵将も絶賛―。福岡ソフトバンクの高橋礼投手(23)が「マイナビオールスターゲーム2019」(7月12日・東京ドーム、13日・甲子園)のファン投票のパ・リーグ投手部門にノミネートされた。ここまで6試合でパのハーラーダービートップに並ぶ5勝をマークする2年目右腕。23日に東京都内で行われた開催要項の発表会見では、全パを率いる西武の辻発彦監督(60)が起用したい投手に高橋礼を挙げるほどの活躍ぶりだ。注目度“急浮上”中のサブマリンも、球宴出場に強い意欲を示した。

■5勝無敗サブマリン

 開幕から快進撃を見せるタカのサブマリンに吉報が届いた。今夏の球宴ファン投票用紙に、同期の大竹らとともに初めてノミネートされた。高橋礼は「うれしいですね。もしオールスターに出られたら、プロ野球選手として認められている証拠でもあると思うので。出場してみたい」と目を輝かせた。

 先発に転向した2年目の今季は、開幕ローテーションの一角として躍動する。6試合に先発してプロ初勝利を含む5勝は現時点でリーグトップタイだ。いまだ無敗をキープし、防御率も1・89をマークするなど好投を続ける。

 そんな2年目右腕を、昨季のパ・リーグ王者の指揮官も高く評価している。全パを率いる西武の辻監督が23日に東京都内で開催された球宴の開催要項発表会見に出席。起用したい選手を問われて「やっぱり彼ですよ」と投手成績上位の名前が並ぶボードを指さし、高橋礼を指名した。西武は今季、高橋礼に対して3戦3敗。3試合で4点しか取れていない。それだけに「うち全く打ててません。素晴らしい球を投げるし、安定感もある」とレオ打線の“天敵”を絶賛した。

 そのやりとりを伝え聞いた高橋礼は「すごく光栄なことです。その期待に応えるためにも、まずは出場できるように、目の前の試合に集中していきたい」と、頼もしく言い切った。オールスター出場がかなえば、日本を代表する、他球団のメンバーを目の前でチェックすることも、話す機会もできる。「今までも、活躍されている選手というのは、早いうちから注目される大きな舞台で、プレッシャーの中でプレーしているから」と、多くを吸収するつもりだ。

 23日は、翌24日からのロッテ3連戦に備え、出身地の千葉県にあるZOZOマリンでの先発投手練習に参加。先発予定の25日の同戦には家族をはじめ地元の友人らも応援に駆けつけるという。チームは那覇で西武に連敗しただけに、高橋礼に大きな期待もかかる。

 野球日本代表「侍ジャパン」でも昨秋の日米野球、今春の強化試合に選出されている右腕。宣言通り「目の前の試合」で好投を続け、球宴に選出されるだけの活躍を見せることが、目標に据えている来夏の東京五輪出場に近づくことにもなる。飛躍のシーズンで奮投が続く。 (山田孝人)

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