西山劇場は第2章へ ボート王国九州山口!

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勝負駆け成功の西山貴浩 拡大

勝負駆け成功の西山貴浩

 西山劇場の幕はまだ下りない。4日目12R、西山貴浩が“魅”せた。3コースからツケマイを敢行し、内に並んだ桐生順平、峰竜太という直近のグランプリ覇者2人をまとめて撃破。勝負駆けを成功させた。「あの2人をまくれば全国に名前が売れるでしょ!! 夕べから決めていました」。オープニングセレモニーは裸にふんどし姿で爆笑を呼んだエンターテイナーが、予選の大トリでも強烈な勝ちっぷりで歓声を浴びた。この勢いで、準優も好枠勢から主役の座をもぎ取る。

 西山の後輩の仲谷颯仁と、峰の弟子の上野真之介はSG初の準優入り。最終走はインから2着の仲谷は「まくられたのは悔しいけど、足はバッチリ。ここまできたからには優出したい」と、機力の裏付けに闘志はみなぎるばかり。予選で3勝の上野は、連日の周囲からの賛辞に「みんなから一生分、褒められた感じ」とおどけたが、準優入りが決まってキリッと一言。「桑原悠の焦る顔が見たいです」とニヤリ。その同期は3月の戸田クラシックでSG初優出(3着)。それを追い越すシーンまで頭に思い描く。

 佐賀支部はその上野を含め、4人全員が予選を突破。上野の同期・山田康二は、5枠での準優入りにも「回り足に特徴が出てきた。アウト戦も自信があるので、勝てると思っていく」と1着通過に照準。峰は惜しくもトップを逃して2位通過だが、持ち前の明るさに陰りはない。「佐賀4人は各番組に分散したので、全員で優勝戦に乗れたらいい。その中で優勝ができるなら最高です」

 それは、西山を含め4人が進出した福岡勢も同様で4人優出の可能性。その他に準優入りの白井英治と原田幸哉もうまく分散し、郷土勢で優出独占の可能性も。地元の大エース瓜生正義は19位で予選突破はならずも、瓜生の同期や後輩たちが、さらに盛り上がる大会をつくり上げる。 (荒木翔吾)

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