吉川SG連続V 福岡・オールスター

西日本スポーツ

 福岡ボートで激戦を繰り広げた令和最初のSG「第46回ボートレースオールスター」は最終日の26日、12Rで優勝戦(1着賞金3900万円)を争い、1号艇の吉川元浩(46)=兵庫=がイン速攻で圧勝。3月のクラシック(戸田)からSG連続Vを成し遂げた。2着は白井英治(42)=山口、3着は峰竜太(34)=佐賀=が入った。6日間の総売上額は107億円余りで、目標額の100億円を大きく上回った。

■ヒーロー

 最終日は福岡ボートの本場に、1万人を超えるファンが集結。その大観衆が地鳴りのような歓声を上げる中、吉川元浩がポールポジションから圧倒的な1番人気に応えてみせた。

 2日目のまくり勝ちで確信した強力を飛び越えた“エグい”伸び。「節一だった。足は自分が抜けていた。回った瞬間に勝ったと思った」。SG連続Vに掛かる重圧、最終日は1Rから1号艇が9連敗と、様々な不安要素が吉川を襲ってきたが、「全部1着を取ってやろうかと思ったほど」とSGで完全Vまで意識させた猛烈なパワーでかき消して見せた。

 結果が示す通りに、近況は絶好調。「出来過ぎ」と自らは謙遜するが、この裏には確固たる理由がある。それは、9年ぶりに出場した昨年のグランプリ。「出場できたのはうれしかったが、やっぱり最後の6人に残らなければ全く面白くない。だから、その確率を上げるためにも、今年は最初の6人(トライアル2nd)になるのが第一目標」

 2度目の頂点に立つことへの渇望が、平成最後と令和最初のSGを制することができた原動力になったのは言うまでもない。これで“最初の6人”になるという目標は達成。次は野中和夫、西島義則以来、史上3人目となるSG3連続Vへの挑戦が待っている。「ここまで来たなら目指したい。まずはエンジン抽選を頑張ります(笑)」。マスターズ世代になっても衰えは一切ない。平成と令和をまたいだ尼崎のエースが、年齢の垣根も越えて今年のボート界をリードする。 (森大輔)

PR

ボートレース アクセスランキング

PR

注目のテーマ