ソフトバンク救援陣奮闘 7年ぶり先発二保が力投 工藤監督も評価

西日本スポーツ

 ◆オリックス3-1ソフトバンク(28日・京セラドーム大阪)

 上々の「ブルペンデー」が白星につながらなかったことが悔しい。プロ初先発だった2012年9月18日の西武戦以来、実に2443日ぶりの先発マウンドとなった二保が4回を投げ終えた後、中継ぎを次々と投入。4人のリレーで計3失点と奮闘した。

 初回から「打者一人一人を全力で抑えるつもりで、いけるところまで投げた」との言葉通り、二保が力投。先頭大城にいきなり安打を許したが、続く小田の打席で1ボールから巧みなけん制で一塁に刺した。3回は自らのボークなどで2死三塁とし、小田に先制の適時右前打を浴びたものの、4回を投げて1失点と踏ん張った。

 先発の谷間としての役割を十分に果たした右腕を工藤監督も評価した。「ファームで先発としてやってきたことが1軍でも出せた。よくここまで調整してくれた」。二保も「無駄な四球で球数が多くなったのは反省点だけど、持ち味は出せた」と手応えを口にした。

 2番手の松田遼が2失点を喫したが、6回から登板した3番手高橋純の好投が光った。6回は2三振を奪い三者凡退。続投した7回は先頭に二塁打を浴びたものの、ロメロからこの日最速の152キロ直球で見逃し三振を奪うなど後続をピシャリ。2回を被安打1、3奪三振で無失点に抑え「落ち着いて投げられた。しっかり腕が振れている」とうなずいた。4番手川原も先頭に二塁打されたが後続を3人で抑えた。

 30日はドラフト6位ルーーキーの泉がプロ初先発する予定。再びブルペンデーとなる可能性があるだけに、救援陣が安定した投球を見せた意味は大きい。倉野投手コーチも「中継ぎのみんなはそれぞれ役割を果たしているし、よくやってくれている」とねぎらう。リーグトップのチーム防御率3・39を誇るホークスにとって屋台骨を支えるのは救援陣だ。先発陣の頭数がそろわない苦しい状況こそ、力の見せどころだ。 (長浜幸治)

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