指原 HKTメンバーとラストステージ「本当の本当の本当に幸せでした!」
●地元九州で「11年ありがとう!大感謝祭」
先月HKT48を卒業した指原莉乃(26)が28日、福岡市のマリンメッセ福岡で「11年ありがとう!大感謝祭」を開催。HKTの後輩たちと「本当にラスト」となったステージを楽しみながら、地元・九州のファンへ感謝を伝えた。公演の終盤には、5年半ぶりとなるHKT48の九州7県ツアーを7月21日にスタートすることも発表。また、制作中のオリジナル公演「いま、月は満ちる」の中から完成した「いま、月は満ちる」を自身の歌声で初披露した。 (古川泰裕)
●1曲目から涙…
黄色のペンライトに包まれたマリンメッセ福岡。「指原莉乃ベストセレクション」と題した、自身のターニングポイントともいえる29曲。1曲目の「ここにいたこと」を歌いながら、その目には早くも光るものがあった。
「新生HKT見たいですか?」
1人でバラードをしっとりと歌い上げ、客席に問いかけながら花道の先の中央ステージへ。椅子に腰掛ける指原に向けて、新たなHKT48が動きだす。松岡菜摘、本村碧唯らを中心に歌い踊る「早送りカレンダー」「スキ!スキ!スキップ!」「12秒」。指原は縦横無尽に躍動する現役メンバーをカメラで撮影しながら、しっかりと「指原莉乃のいないHKT48」を見届けた。
レギュラー出演した「笑っていいとも!」のテーマソング、初めて選抜に選ばれた「大声ダイヤモンド」、2014年の九州ツアーで1曲目に披露して度肝を抜いたモーニング娘。の「ザ☆ピ~ス!」など、懐かしい楽曲もずらり。「手をつなぎながら」では、久々におなかを出した衣装に照れる1期生をからかってみせた。
コンサート終盤には、HKT48にとって5年半ぶりとなる九州7県ツアーの開催を発表。グループに大きな躍進をもたらした“伝説のツアー”の再来に、会場を埋めた8000人が沸いた。
●後輩たちも涙
さらにサプライズは続く。HKT初のオリジナル劇場公演「いま、月は満ちる」から、タイトルナンバーをソロで初披露。明るく軽やかでかわいらしいアイドルソングを、極秘に練習していた5期生をバックダンサーに歌い踊る。
「陰った月なんて今はもう見えない」
「ずっと待たせてた、ごめんね」
ステージ上で見守るメンバーの目に、涙があふれる。
「コンサートも新公演も、どっちもあります! 頑張ってください!」
大先輩のエールに、後輩たちは涙を拭いた。
●タンスにマイク
本編ラストナンバー「誰より手を振ろう」でも、来月に卒業を予定している駒田京伽と岩花詩乃を中央で歌わせるなど、最後まで後輩たちへの優しさを忘れなかった指原。HKTメンバーと歌う最後の曲には、自身の生誕祭でも宣言した通り、13年にHKTが出演するCMでのみ使用した「タンスのゲン」を選んだ。
「本当の本当の本当に、幸せでした! ありがとうございました!」
もう、やり残したことはない。小道具のタンスにマイクを収納し、すがすがしい笑顔でステージを去っていった。




























