ソフトバンク中村晃、今週中にも1軍復帰へ 2軍12戦で打率.353

西日本スポーツ

2軍中日戦で3回1死二塁、右前打を放つ中村晃 拡大

2軍中日戦で3回1死二塁、右前打を放つ中村晃

3番一塁でスタメン出場した中村晃 ホークスの試合日程

 ◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク1―0中日(29日・タマスタ筑後)

 自律神経失調症で戦列を離れている中村晃外野手(29)が1軍復帰の検討段階に入った。31日からの楽天3連戦(ヤフオクドーム)中にも合流の可能性がある。29日はウエスタン・リーグ中日戦(タマスタ筑後)に「3番一塁」でスタメン出場。2打数1安打で2軍戦打率を3割5分3厘とした。首脳陣も中村晃自身も慎重に判断する姿勢ながら、復帰となれば、多くの故障者を抱えるチームに重要なピースが戻ることになる。

 この日で2軍戦出場は12試合目で、3軍戦から数えて実戦計14試合目だった。リハビリから一つずつ段階を踏んできた中村晃は、1軍復帰が検討される段階に入った。ホームの筑後で30日まで続く2軍の3連戦後、31日から1軍が本拠地ヤフオクドームに楽天を迎える3連戦中にも、チームに合流する可能性がある。

 プロ12年目の今季は、オープン戦中に右脇腹を痛めて離脱。後に自律神経失調症の診断も公表された。リハビリを経て、4月末にまず3軍戦で実戦復帰。ホームの筑後で2試合に出場してから2軍に合流した。前週は初めて遠征に同行。名古屋、広島で2カード計4試合に出場し、体調面での大きな問題もなかった。

 遠征同行までは、日常生活の環境が変わることでの体調の変化が懸案だった。31日からの3連戦中に1軍合流した場合、その後は休日を挟んで、再び本拠地3連戦(対中日)の日程。負担は比較的少ないスケジュールと考えられる。

 この日は3回1死二塁でベテラン山井から、3試合ぶりの安打となる右前打を放った。初回に唯一の四球も選んでおり計2出塁。7回の守備から実戦復帰した江川と交代した。打撃の感覚について「どうですかね」と特別な感想を口にしないものの、2軍戦で計34打数12安打、打率は3割5分3厘もある。

■慎重に判断

 また守備位置は「(戦列復帰後に)守る可能性があるところを」と希望。あえて定位置の左翼や一塁に限定することなく前週から右翼の出場も重ねてきた。

 柳田が長期離脱を強いられるなど故障者が多いチーム事情にあって、その足取りは心強い。もっとも、首脳陣は当然ながら慎重に判断する方針で、2軍からのGOサインが合流の大前提。中村晃自身も「まだ分からないですね」と話しており、双方とも楽観的に判断することなく、30日も確認作業を継続する。

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