ホンダ熊本第1代表 4年連続13回目の本大会へ 都市対抗野球九州地区予選

西日本スポーツ

 ◆都市対抗野球九州地区予選第1代表決定戦 ホンダ熊本5x―4JR九州(30日・リブワーク藤崎台)

 第90回都市対抗野球(7月13日開幕、東京ドーム)の九州地区予選は30日、熊本市のリブワーク藤崎台球場で第1代表決定戦があり、ホンダ熊本(大津町)がJR九州(北九州市)に5‐4でサヨナラ勝ちし、4年連続13回目の本大会出場を決めた。同点の9回2死一、二塁で代打の長池城磨(26)が左翼へのサヨナラ打。熊本開催の予選で初めて都市対抗の代表切符を手にした。第2代表決定トーナメント4回戦は熊本ゴールデンラークス(合志市)が6‐2で宮崎梅田学園(宮崎市)に快勝し、JR九州との第2代表決定戦(31日午後0時半開始)に進んだ。

 最高の場面での代打指名に奮い立った。同点の9回2死一、二塁。岡野監督が長池を呼んだ。昨年11月に右肘のクリーニング手術を受け、復帰後の公式戦はここまで1安打。「悔しい思いをたくさんした」と明かす26歳はバットを握り締めた。

 代打らしく思い切りよくスイングした。甘い真っすぐを逃さずに左翼線へ。「ここぞというときに打ってやるつもりだった」。第1代表を射止めた劇的なサヨナラ打に「人前で泣きたくなかったけど、苦しかったので…」と目を赤く染めた。

 社会人1年目の2016年も第1代表決定戦で9回にダメ押し打を放つなど、持ち味の広角打法で活躍。ただ、3月の復帰以降は感覚が戻らず不振に陥った。今大会も沖データコンピュータ教育学院(福岡市)との2回戦で4打数無安打。準決勝は出番がなかった。

■岡野監督「昨年より力ある」

 「チャンスを逃したから(次は)もうないと思った。でも自分のスタイルを取り戻すため、大振りになっていたスイングを見直した」。この日はバットをいつもより指1本分短く握り、本領発揮の流し打ち。岡野監督は「彼の集中力に懸けていた」と頬を緩めた。

 エースとして支えてきた荒西祐大が今季からオリックスでプレー。大黒柱が抜けた穴を埋めようと、選手たちは全力疾走などの基本を徹底して結束力を高めた。3度追いつかれながらの粘り勝ちに「チーム全員の力は昨年よりある」と岡野監督。頼れる好打者の復調で、チーム力はさらに高まった。 (末継智章)

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