芹沢(東北福祉大)2位5打差諦めない 九州アマゴルフ

西日本スポーツ

 ◆第49回九州アマゴルフ第3日(30日・宮崎市フェニックスカントリークラブ=6956ヤード、パー72、出場82人)

 ゴルフの第49回九州アマチュア選手権大会(九州ゴルフ連盟主催)第3日は30日、宮崎市のフェニックスカントリークラブ(6956ヤード、パー72)に82選手が出場して行われ、2位からスタートした福岡・沖学園高3年の出利葉太一郎(筑紫ケ丘)が3日目のベストスコア66をマークし、通算10アンダー206で2位以下を大きくリードした。首位から5打差の2位には東北福祉大2年の芹沢慈眼(久住高原)と社会人の石塚祥成(福岡雷山)がつけ、さらに1打差の4位には3度目の優勝を狙う東海大九州4年の古川雄大(大博多)、ともに同大の奥村栄史郎(くまもと中央)と稲田愛篤(チサン遠賀)が続いた。(正午の気象=晴れ、気温26度、南東の風4メートル)

■先輩に金谷“効果”実感「ゆとり持てるように」

 高校生の背中が遠くなりつつあるが、まだ諦めるわけにはいかない。大学2年の芹沢が初日から68、73、70と波の少ないゴルフで2位に踏みとどまった。

 「ドライバーは駄目でもパットはいい。ドライバーは思いきり振れないんですよ」。ティーショットが不安定なだけに芹沢の表情ももう一つ。3ホールで林に入れるなど第1打は不安定でも、その分はパッティングでカバーした。

 2番でボギーをたたいても、4番2メートル、5番1・5メートル、8番1・5メートルとバーディーチャンスをものにし、後半は2バーディー、2ボギーのパープレー。ピンチは発生してもボギー以内に収めた。

 宮城・東北福祉大2年生。1学年上にナショナルチームのメンバーで、昨年のアジアパシフィックアマを制し、今年のマスターズにも出場した金谷拓実がいる。「あの人はストイックにならずに、物事を突き詰めない。勉強になるし、ゆとりが持てるようになりました」と芹沢が“金谷効果”を披露する。

 芹沢は大分・庄内中2年時に日本アマ大会史上最年少となる13歳10カ月での予選突破記録(当時)を持つ。「爆発したいですね」と静かに闘志を燃やす。 (森本博樹)

 古川雄大(昨年覇者はスコアを伸ばせず首位から6打差の4位)「悔しいし、ふがいない。ショットに自信がないだけに、それがパットまで影響しました」

 石塚祥成(2イーグルもパープレーで首位から5打差)「プライベートでは2ホール連続がありますが、競技での1試合2イーグルは初めて。イーグルのおかげで何とかパープレーで収まりました」

 奥村栄史郎(本大会自己ベストの67で4位に)「上出来です。今日は1個潜ればいいかな、と思っていました。日本アマには何としてもいきたいですね」

   ◇    ◇

出利葉 今大会2度目(66)で首位

 高校生の出利葉が、初日に続き今大会2度目の66というビッグスコアを出して2位以下に5打差と大きく水をあけた。1イーグル、4バーディー、ノーボギー。10番ロング(483ヤード)では残り209ヤードを6Iで2オンし、右6メートルを決めてイーグルを奪うなどロング4ホールで4アンダーと飛ばし屋の本領発揮だ。「この大会で3日目のトップは初めて。この位置は楽しみ。いい経験です」と4度目の九州アマ出場で初の栄冠は目の前に迫った。

▽第3日成績

(1)出利葉太一郎(筑紫ケ丘)206(66、74、66)(2)芹沢慈眼(久住高原)211(68、73、70)(2)石塚祥成(福岡雷山)211(72、67、72)(4)奥村栄史郎(くまもと中央)212(72、73、67)(4)稲田愛篤(チサン遠賀)212(69、72、71)(4)古川雄大(大博多)212(72、68、72)(7)金城五貴(カヌチャ)214(73、72、69)(7)杉崎優人(佐世保)214(69、73、72)(7)八川遼(夜須高原)214(71、70、73)(10)山口泰知(宮崎国際)215(73、72、70)(10)菅卓人(宮崎大淀)215(66、79、70)(10)宮里海翔(九州高連)215(72、70、73)

PR

PR

注目のテーマ