ソフトB千賀に続き高橋礼も… 「無敗コンビ」で連敗 首位陥落

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク5-6楽天(1日・ヤフオクドーム)

 無敗コンビで連敗…首位から転落…。開幕から5連勝中だった高橋礼投手(23)が初回の4失点など6失点の大乱調。打線は3本塁打で反撃したものの、サブマリンの誤算が最後まで響いた。千賀、高橋礼が今季初黒星を喫する連敗で首位攻防3連戦に負け越し、ホークスは楽天に抜かれて4日ぶりに首位を明け渡した。交流戦前最後の一戦で勝利をつかみ、リーグトップでセ球団を迎えたい。

■6回2/3 6失点

 わずか1点を追う最終回の攻撃は、相手ストッパー松井に3者連続三振を奪われて終わった。エース千賀を立てて臨んだ初戦に続く連敗。同率だった楽天に抜かれ、首位の座から陥落した。打線は好投手岸からの2発を含む3本塁打をマーク。今季は1試合で3発以上を放った試合は8戦全勝だっただけに、工藤監督の悔しさも倍増だ。

 「まあ、フォアボールっていうところですね…。初回もそうですし。出さなくてもいいバッターを出してしまったところが、後々につながってしまった」

 指揮官が嘆いたように、無敗右腕の初回の乱調が最後まで重くのしかかった。先発は試合前まで今季5勝負けなしで安定感を誇った高橋礼。前日の5月31日は同じくそれまで5勝無敗の千賀が今季初黒星を喫しただけに、サブマリンにかかる期待は大きかった。

 だが高橋礼は初回先頭の茂木に内野安打を許すと、島内を歩かせて無死一、二塁のピンチを招いた。続く浅村を追い込みながら、5球続けた直球を左前に運ばれ先制点を献上。4番ウィーラーこそ併殺に仕留めたが、銀次に適時内野安打を許すと、続くブラッシュには左翼席上段へ特大2ランを食らった。試合開始早々のまさかの4失点。今季は1試合3失点以内にとどめていた右腕は猛省した。

■「悔いが残る」

 「初回は自分のリズムで投球することができずに大量失点してしまい、難しい試合にしてしまった。2回以降は自分の投球ができただけに本当に悔いが残ります」。確かに2回からは立ち直り、本来のテンポのいい投球を見せて5イニング連続で無失点に抑えた。だが、デスパイネのアーチで1点差にまで迫った直後の7回には、先頭打者を含む2四球が絡み2失点。8回の攻撃で打線が2得点しただけに、結果的に7回の失点も大きく響いた。

 交流戦前ラスト、しかも楽天との首位攻防戦という大事なカードで、千賀、高橋礼の「無敗コンビ」の連敗で負け越しが決まった。ただ、工藤監督は「改めてフォアボールの怖さを理解してくれたと思う。一つずつ学んで自分の成長につなげていってくれれば」と、2年目のサブマリンが今季初黒星を飛躍につなげることに期待した。そして「明日、明日」とすぐに前を向いた。まだ首位で交流戦に突入できる可能性はある。 (倉成孝史)

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