宮崎梅田学園第3代表 県勢初の東京D切符 都市対抗野球九州地区予選

西日本スポーツ

 初の東京ドーム切符だ! 社会人野球の第90回都市対抗野球(7月13日開幕、東京ドーム)の九州地区予選が1日、熊本市のリブワーク藤崎台球場で行われ、第3代表決定戦は宮崎梅田学園(宮崎市)が熊本ゴールデンラークス(合志市)を7‐3で破り、創部14年目で初の本大会出場を決めた。8回に花堂尊光(24)の適時打などで逆転。宮崎県勢として初の都市対抗出場を果たした。

■創部14年目

 「三度目の正直」をバットで実現した。今大会で2敗していた熊本ゴールデンラークスを打ち破り、宮崎梅田学園が初の東京ドーム切符をつかんだ。宮崎から初の都市対抗出場という歴史をつくり、「諦めずにやってきたかいがあった」とコーチから昇格して今季から指揮を執る大塚健司監督は選手とともに喜んだ。

 連打でたたみかけるのが必勝パターン。火が付いたら止まらない打線が終盤に目覚めた。7回に逆転を許したが、直後の8回に先頭の古山が右前打で出塁。連打と四球で無死満塁となり、5番花堂が右前に運び、2点を挙げて再び逆転した。この回は3安打の次に2犠飛が続き一気に4得点。花堂は直前に好捕で大量失点のピンチを防ぎ、「ベンチの雰囲気が良くなった。古山が出たのでいけると思った」と攻守の活躍に笑みがはじけた。

 部員全員が自動車教習所の教官。教習生が集中する2、3月は午後9時まで業務があるため、全体練習ができない。その分、選手個々が午後10時からバットを振り込んだ。「守備などの細かいことはできないので、まずは打撃強化からやるしかなかった」と大塚監督。初の全国大会となった昨秋の日本選手権ではJFE西日本にわずか3安打で完封され、打撃力の強化は課題でもあった。

 それでも日本選手権に続き、都市対抗の出場も果たすために会社の理解で業務は減った。「会社の協力で野球に専念できた」と大塚監督。次の目標は全国1勝。「予選と同じようにビッグイニングをつくれるよう、自分も(打点を)1点取りたい」と花堂は誓った。次の目標へ全員で直進する。 (前田泰子)

■8人継投実らず 熊本GL

 見えかけていた11年ぶりの東京ドームは8回の4失点で打ち破られた。7回、1番中村要の適時二塁打で逆転したが、直後の8回に再逆転を許した。8人の投手をつぎ込んだがリードを守れなかった。「経験が結果に出た。技術不足、自信不足。やるべきことをしっかりやることがまだできていない」と田中監督は実力不足を痛感。「これが次への経験につながれば。もう、この秋と来年へ目を向けています」と次の全国大会へと切り替えていた。

PR

社会人野球 アクセスランキング

PR

注目のテーマ