ソフトバンク今季初の3位転落 リクエスト却下に意見書提出へ

西日本スポーツ

9回1死一塁、デスパイネの三ゴロで一走が二塁でアウトになった判定について抗議に向かう工藤監督 拡大

9回1死一塁、デスパイネの三ゴロで一走が二塁でアウトになった判定について抗議に向かう工藤監督

9回1死一塁、デスパイネの三ゴロで一走が二塁でアウトになった判定について抗議に向かう工藤監督 9回1死一塁、デスパイネの三ゴロの送球を受けた際に落球する楽天の二塁手・浅村(3)

 ◆ソフトバンク1―4楽天(2日・ヤフオクドーム)

 執念の抗議も実らなかった。3点を追う9回1死一塁、デスパイネは平凡な三ゴロ。二塁で送球を受けた楽天浅村が一塁への送球に入る際に落球した。審判が完全捕球を認めてアウトと判定すると、工藤監督はベンチを飛び出した。リクエストを要求したものの、対象外として「駄目だって」。それでも、指揮官は引き下がらず、再度審判団で「きちんと話してください」と協議を求めた。

 結局判定は変わらず、後続も倒れて首位攻防3連戦に3連敗。球団もリクエストの対象プレーを確認する意見書をきょう3日にも日本野球機構(NPB)に提出する意向で、後味の悪さも残ってしまった。

 「ミスが出た方が負ける。大いに反省しないといけない」。森ヘッドコーチが指摘したのは2回の挟殺失敗だ。2死一、三塁、一走辰己が盗塁を仕掛けた時、甲斐は飛び出した三走銀次の動きを確認して三塁へ送球。松田宣が再び甲斐に送球したが、二塁のカバーに入っていた今宮が三塁に間に合わず、二、三塁とされた。「松田宣が待って、あのランナーをアウトにしないといけなかった。1点差と3点差は全然違う」と森ヘッドコーチ。直後の堀内の2点二塁打が重くのしかかった。

 2点を追う7回に無死満塁の好機をつくるも、中村晃が三直、内川は三ゴロ併殺打に仕留められた。結局3連戦で一度もリードを奪えなかった。

 本拠地ヤフオクドームでの同一カード3連敗は、2016年7月1~3日の日本ハム戦以来3年ぶりの屈辱。3連戦前は1ゲーム差を付けての首位だったが、逆に2ゲーム差を付けられ、日本ハムにも抜かれて今季初めて3位に転落した。今季5度目の3連敗。5月7日時点で最大9あった貯金も、1カ月足らずで2にまで減った。

 ただ流れを変えるには、またとないタイミングでもある。あす4日に交流戦が開幕。ホークスは12球団最多の7度の最高勝率を誇る。工藤監督は「今日のゲームはどうやっても戻ってこない。まずは交流戦でしっかり戦うことが大事。そこは共有して戦いたい」と、得意のセ・リーグ相手での仕切り直しを誓った。 (鎌田真一郎)

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