J2福岡・久藤コーチ後任 攻撃サッカー、若手起用、路線継承

西日本スポーツ

 まさかの電撃交代!! J2アビスパ福岡は3日、ファビオ・ペッキア監督(45)が家庭の事情で退任したと発表した。4日に母国のイタリアに帰国する。今季就任したペッキア監督の下でチームは4勝4分け8敗の18位と低迷。それでもクラブはレアル・マドリード(スペイン)で助監督を務めた経験のある指揮官の指導力を評価し、続投の方針を打ち出していただけに激震が走った。後任は久藤(くどう)清一コーチ(44)で、攻撃的なサッカーを継承してのJ1昇格を目標に掲げた。9日のアウェー水戸戦から指揮を執る。

 ペッキア氏の後任としてコーチから昇格した久藤新監督は3日午後に福岡市内のホテルで取材に応じ「受けたからには覚悟を持ってやる。目の前の試合を勝ち、昇格を狙える位置に入っていきたい」と抱負を述べた。

 フロントから打診を受けたのは、2日の大宮戦後。「ファビオ(ペッキア)監督が辞めたことの方が驚きで、考えられなかった」と戸惑ったが、福岡・筑陽学園高出身で1998年と2006~10年に選手として在籍した元司令塔は「アビスパが好きで、いつか監督をやりたいという思いが強かった」と受諾した。

 クラブは今季から「アビスパスタイル」としてボールを保持する攻撃的なサッカーを目指し、ペッキア氏の下で構築を進めていた。昨季からトップチームのコーチを務める久藤新監督も路線を継承する方針だ。一方で攻守の切り替えの遅さなどを低迷の原因に挙げ、「もう半歩、相手に体を寄せるなど戦う部分が大事。練習からうるさく言う」と闘争心を求めた。

 久藤新監督は13年に福岡U‐18(18歳以下)の監督に就任すると、当時中学3年だった現日本代表の冨安健洋(シントトロイデン)を起用。16年のトップチーム昇格に尽力した。若手の起用に積極的だったペッキア前監督の路線を継承し「良い選手はたくさんいる。練習からしっかりやっている選手を使う」と年齢に関係なく競争させる考えだ。 (末継智章)

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