シーズン途中は7年ぶり/福岡の監督交代メモ

西日本スポーツ

福岡市内で取材に応じ、抱負を語るアビスパ福岡の久藤監督(中央) 拡大

福岡市内で取材に応じ、抱負を語るアビスパ福岡の久藤監督(中央)

 まさかの電撃交代!! J2アビスパ福岡は3日、ファビオ・ペッキア監督(45)が家庭の事情で退任したと発表した。4日に母国のイタリアに帰国する。今季就任したペッキア監督の下でチームは4勝4分け8敗の18位と低迷。それでもクラブはレアル・マドリード(スペイン)で助監督を務めた経験のある指揮官の指導力を評価し、続投の方針を打ち出していただけに激震が走った。後任は久藤(くどう)清一コーチ(44)で、攻撃的なサッカーを継承してのJ1昇格を目標に掲げた。9日のアウェー水戸戦から指揮を執る。

 アビスパがシーズン途中に監督交代するのは2012年以来7年ぶり。J2で18位と低迷していた同年10月、前田浩二氏を解任。池田太ヘッドコーチが監督代行を務め、リーグ戦の残り2試合を指揮した。

 クラブ史をひもといてもシーズン途中での交代劇は多い。J2降格1年目の02年7月には今井雅隆監督が成績不振を理由に辞任。代行を挟んで中村重和氏が後任を務めたが、就任後2勝5分け13敗で12チーム中、8位に終わった。

 J1に昇格した06年は松田浩氏、11年は篠田善之氏をそれぞれ解任したが、どちらも残留に失敗。08年5月には成績不振の責任を感じたリトバルスキー監督が進退伺を出し、混乱。続投させたが、7月中旬にコーチだった篠田氏がトップチームの指揮に必要なS級ライセンスを取得すると、すぐ指揮官を代えた。篠田氏も7勝8分け3敗と苦戦を強いられ、8位で終了。J1昇格を決めたのは就任3季目の10年だった。

PR

PR

注目のテーマ