オート34期生18人が養成所卒業

西日本スポーツ

 オートレーサーを養成する選手養成所(茨城県下妻市)で5日、第34期生の卒業式があり、9カ月間の厳しい訓練を乗り越えた男子13人、女子5人の計18人が、晴れてプロの道を歩み始めた。卒業式では、最優秀賞に輝いた上和田拓海(22)=東京・川口に配属=が34期を代表してあいさつ。「養成所で受けた教訓を常に忘れず、オート界の新たな力となり、永遠に輝き続ける」と力強く宣言した。

 34期生は、競争率15・4倍の難関を突破した20人が昨年9月に入所。操縦技術や整備、礼儀作法などを身に付けてきた。最優秀賞の上和田のほか、野本佳章(31)=群馬・伊勢崎=と松尾彩(30)=福岡・山陽=が優秀賞に選ばれ、松尾は女子初の受賞。入所20人のうち2人はけがのため、卒業やデビューが遅れる。

 飯塚・山陽の卒業生は、川口裕司、道智亮介、長田稚也、藤川竜(以上飯塚)、古城龍之介、早川瑞穂、松尾、山本翔(以上山陽)。飯塚の4人は6月8日からの飯塚一般戦、山陽の4人は7月8日からの飯塚一般戦でデビューする予定。飯塚はこの他、けがで卒業が遅れる2人のうち、石本圭耶が配属される。

■恩師に恩返し上和田が誓う

 元オートレーサーの阿部光雄氏が監督を務める「チームノリック」に所属していた上和田拓海は、全日本ロードレース選手権のST600クラスで戦っていたが、阿部氏の勧めもあってこの世界に転向した。「イコールコンディションのマシンで、自分の実力だけで戦う世界にひかれた。でも、まだまだ整備は未熟だし、タイムを縮めるのもすごく大変」と苦笑いするが、34期のMVPに輝いたポテンシャルは相当だ。ロードからの転身組は青木治親、青山周平らがいるが「皆さん活躍しているので、自分も同じような結果を出したい。ロードを走っていた人は、オートでも速いことを証明したい」。恩師に報いるためにも、デビュー戦から勝ちにいく。

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