九産大1年コンビが鍵 右腕渡辺&中堅野口 全日本大学野球10日開幕

西日本スポーツ

初めての全日本大学選手権で活躍を目指す九産大の野口(左)と渡辺 拡大

初めての全日本大学選手権で活躍を目指す九産大の野口(左)と渡辺

第68回全日本大学野球選手権の組み合わせ

 第68回全日本大学野球選手権は10日に神宮球場などで開幕する。九州からは九産大(福岡六大学)、福岡大(九州六大学)、日本文理大(九州地区北部九州ブロック)、宮崎産経大(同南部九州ブロック)の4校が出場。昨年4強の九産大はリーグ戦で活躍した渡辺翔太(1年・北九州)、野口恭佑(1年・創成館)のルーキーコンビが鍵を握る。

■初決勝狙う

 6年連続の全日本大学選手権で、チーム初の決勝進出を狙う九産大。チームをけん引するルーキーが初めての舞台に心を躍らせる。

 リーグ戦で3勝を挙げた渡辺にとっては人生初の全国大会。「全国大会出場が決まってめちゃうれしかったです。楽しみです」と渡辺はワクワクした気持ちを抑えられないようだった。昨年の高校最後の夏は、北福岡大会4強に進出し最速145キロの速球で注目を浴びたが甲子園には届かなかった。大学入学直後の今季は登板5試合中4試合が先発。九工大戦では17奪三振の快投を演じた。

 高校時代から体形は変わらないが球速は148キロに伸びた。「先輩から思い切り腕を振れと言われて投げた。球速が上がって球の切れもよくなった」と成長を感じている。全国大会での投球を「打者も全国レベルなので、いろいろな打者と対戦してみたい」と心待ちにする。

 野口は今季のリーグ戦全10試合に中堅として先発出場を果たし1本塁打を放った。全日本大学選手権へ向け「気合入ってます」と力を込めるのには、高校時代の全国大会での悔しさがある。創成館高2年の秋に明治神宮大会に出場し決勝で明徳義塾(高知)に敗れ準優勝。さらに昨年は甲子園に春夏連続出場し、夏は創志学園(岡山)の西純矢(3年)に完封され初戦敗退。大学初の全国大会では力を出し切るつもりだ。「目標は日本一。全国には西のような投手がたくさんいると思うけど、それを打たなくては」と気合を込めた。

 打線の中軸を担う片渕一葵(飯塚)とともにルーキートリオが春の6連覇の大きな力になったことは間違いない。「去年の成績を超えたいという気持ちがある」と渡辺が言えば、野口は「目標は日本一。自分の持ち味はフルスイング。試合に出られることに感謝して楽しみたい」と意気込みを話した。初戦は12日に日本文理大と大商大(関西六大学)との勝者と対戦。令和を背負うルーキーたちが伸び伸びと力を発揮する。

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