ソフトバンク柳田復帰「まだまだ」 左膝裏肉離れ、首脳陣は長期離脱覚悟

西日本スポーツ

復帰の遅れが見込まれる柳田 拡大

復帰の遅れが見込まれる柳田

 左膝裏の肉離れのために離脱中の柳田悠岐外野手(30)の1軍復帰が、球宴明けにずれ込むことが濃厚となった。4月7日のロッテ戦(ヤフオクドーム)で負傷。当初は全治3週間の診断ながら、回復が思わしくなく4月下旬にセカンドオピニオンを受けて調整ペースを落とした経緯がある。その後もリハビリに専念。患部の状態は確実に上向いているものの、順調でも1軍復帰は7月中旬以降となる見通しという。前半戦は主砲を欠いての苦しい戦いを余儀なくされそうだ。

【画像】柳田の負傷箇所

 頼れる主砲の戦列復帰は、まだ時間がかかりそうだ。4月7日のロッテ戦での負傷からちょうど2カ月となった7日、柳田は福岡県筑後市のファーム施設でリハビリに励んだ。リハビリ組メンバーが集合する屋内練習場に一度は姿を見せたが、その後は建物内部での体幹トレーニングなどに取り組んだ。

 誰もが待ち望む復帰について「まだまだ。まずはしっかりと治すことが最優先。一日でも早く復帰したいという気持ちは変わらないけど」と語るにとどめた。チームの方針も最優先は「完治」。4月末時点では最速なら交流戦明けという目安もあったが、今は完治に向けて日々慎重にステップを踏んでいる段階だ。現在は全てが順調に進んだ場合でも、球宴明けの1軍復帰が現実的だという。

 ランニングは5割程度の強度ながら既に再開しており、軽めのティー打撃も状態を見ながら実施。7日は見送ったが、前日の6日は約60スイングのほか、キャッチボールも行った。患部が確実に回復に向かっているのは間違いない。だが本格的な打撃練習などの再開には、より一層強度を上げて走ることが可能なほど回復することを条件に定めているという。これには時間を要するのが現状だ。

 1軍首脳陣も柳田の長期不在を覚悟している。森ヘッドコーチは「まだ正確な見通しは分かってはいない状況でもある。当面はいないものとして、戦わないといけない。とりあえず前半は勝率5割、首位まで5ゲーム以内でいければ」と長期的にペナントレースを見据えている。幸い、チームは若手の奮闘もあって上位につけている。

 そんなチームを見つめる柳田も「(若手に)頑張ってほしい。このまま勝っていってほしい」と、戦いの場に立てない悔しさを胸に秘めながら、仲間に信頼を寄せた。グラシアルも7月から1カ月程度、キューバ代表戦のためチームを離れる見通しだ。苦しいやりくりが続きそうな工藤ホークス。後半の勝負どころでの柳田復帰を待ちながら一丸で乗り越えるしかない。

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