ソフトバンク和田640日ぶり勝利へ ヤクルト館山の1軍合流喜ぶ

西日本スポーツ

 640日ぶりの1軍白星をつかみ取る!! 福岡ソフトバンクの和田毅投手(38)が12日の阪神戦(ヤフオクドーム)で今季2度目の先発マウンドに立つ。左肩故障を乗り越え、581日ぶりの1軍登板となった5日の中日戦(同)では5回2失点と試合をつくり、チームも勝利したものの、白星は付かなかった。中6日で2017年9月10日ロッテ戦以来、約1年9カ月ぶりの白星を挙げてチームに勢いを付ける。

■ヤクルト館山1軍合流を喜ぶ

 工藤監督が傍らで見守る中、熱のこもったキャッチボールを繰り返した。「(5日の)今季初登板はかなり緊張した。今回はスムーズに(試合に)入れるかな」。10日にヤフオクドームで行われた先発投手練習に参加した和田はリラックスした表情を浮かべた。

 581日ぶりの1軍マウンドとなった5日の中日戦は5回を投げ78球で2失点。先発の役割を果たし、結果的にチームは勝利したが、「5回80球で(マウンドを)降りたらほかの投手に申し訳ない」と先発投手としての自負をのぞかせた。12日の先発に向け倉野、高村両投手コーチとフォームの微調整に取り組んだ左腕は「100球というところは全然いけるし、そうでないといけない」と強い口調で言い切った。

 復帰を待ちわびていたのは本人だけではなかった。試合で本塁打を放った内川、松田宣をはじめ、多くの選手が「和田さんのために何とかしたかった」と口にした。一丸となって戦ったチームメートに「自分を勝たせようとしてくれているのはもちろん感じた」と振り返った。「自分に勝ち星がつけば最高だけど、まずはチームの勝利が第一」と謙虚さは崩さないものの、自身の白星が感謝を表す一番の形であることは十分に理解している。

 同級生の活躍も刺激となる。長年ケガに悩まされてきた38歳のヤクルト館山が9日に今季初めて1軍に合流。今週中に先発する予定と報道陣から聞き、「同級生で現役を続けている選手は残り少ない。うれしいし頑張ってほしいという言葉に尽きる」と声が弾んだ。

 交流戦で現役投手最多タイの24勝を誇るベテラン左腕に、工藤監督も「いけるところまでいってもらいたい」と大きな期待を寄せる。チームは現在5勝1敗で交流戦首位を走り、パ・リーグでも楽天と同率で首位に立つ。自身640日ぶりの白星でチームをさらに盛り上げる。 (長浜幸治)

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