ソフトバンク吉兆の6連戦 同一カード左腕3人先発はチーム7年ぶり

西日本スポーツ

ウオーミングアップする和田(左)と大竹 拡大

ウオーミングアップする和田(左)と大竹

キャッチボールするミランダ キャッチボールで調整する和田 調整で投げ込む大竹 阪神打線の左右投手別打撃成績(9日スタメン野手)

 左3枚でぶっちぎる! 交流戦首位の福岡ソフトバンクが、11日からの阪神3連戦(ヤフオクドーム)の先発にミランダ、和田、大竹の左腕トリオを立てて臨む。同一カードにすべて左投手が先発するのはチームでは7年ぶりで、工藤公康監督(56)就任後は初。昨季6連勝を飾った阪神→DeNAの6連戦で勢いを加速させ、交流戦通算8度目の“V”へと突き進む。

【データ】阪神打線の左右投手別打撃成績(9日スタメン野手)

■7年ぶり

 虎狩りから、交流戦制覇への勢いをさらに加速させる。過去14年で7度の最高勝率と“V率”5割を誇る得意の交流戦。2日までの楽天3連戦で3連敗を喫するなど悪い流れで突入しながら、今季もスタートから5勝1敗と相変わらずの強さを見せている。「故障者がいたり、全部出られない選手もいる中でみんながカバーしてよくやってくれてます」。10日、本拠地での先発投手練習を見守った工藤監督の表情も当然明るい。

 ただ、現状に満足することなくセ・リーグ球団を撃破し続けなければいけない。交流戦は昨年まで9年連続でパ・リーグが勝ち越しており、今季もここまでパが20勝15敗。5勝1敗と大きく勝ち越してはいても、9日の敗戦で楽天には首位に並ばれ日本ハムにも0・5ゲーム差と迫られている。リーグ順位を考えれば、得意の交流戦でぶっちぎる必要があるだけに、11日からの本拠地6連戦は重要となる。

 昨季は交流戦開幕から阪神→DeNAに対して6連勝を飾っただけに、11日からは「吉兆の6連戦」となるが、まずはリーグ3位につける虎を左腕トリオで撃破する。4日の中日戦で好投したバンデンハークが右肘の張りのため登録を抹消されたこともあり、阪神3連戦の先発予定はミランダ→和田→大竹。指揮官も「珍しいですね」と話すように、左投手3人が同一カードに先発するのは2012年4月の日本ハム戦(山田→ピント→大隣)以来7年ぶりのことだ。

 左腕が続くことで相手打線の目も慣れ不利になるという見方もできるが、指揮官は「球種がすべて同じというわけではないので。それぞれ角度も違う。右投手が続いても違和感ないでしょ?」と、自信をもって3投手を送り出す。ただ「今年の方が打っているイメージがあります。去年までの阪神さんとは違うかなと思います」と、交流戦6試合で12球団最多の30得点をたたき出している虎打線への警戒も忘れない。

 先発投手練習終了後には、森ヘッドコーチらと入念にここまでの阪神の戦いをもとに対策を練った。工藤ホークスが「トリプルサウスポー」で虎を狩り、8度目の交流戦制覇と一気の貯金増を狙う。 (倉成孝史)

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