源田がよみがえらせた西武-巨人「伝説の走塁」

西日本スポーツ

1回2死一塁、山川の中前打と敵失で生還する西武・源田(右) 拡大

1回2死一塁、山川の中前打と敵失で生還する西武・源田(右)

87年の日本シリーズ第6戦、1点リードの8回に西武・辻(5)は一塁から一気に生還した

 ◆西武4-0巨人(11日・メットライフドーム)

 西武が“伝説の走塁”をほうふつとさせる好走塁で巨人から決勝点を奪った。

 初回2死一塁、山川の打球は二遊間を破る痛烈な当たり。フルカウントからランエンドヒットでスタートを切っていた一走の源田は三塁に向かい、中堅の丸がファンブルした隙を突いて一気に生還した(記録は中安と中失)。

 この場面をベンチで見つめていた辻監督は「よみがえった」と不敵に笑った。脳裏に浮かんだのは現役時代の1987年に巨人と戦った日本シリーズだ。3勝2敗と2年連続日本一へ王手をかけて迎えた第6戦で1点リードの8回、一走の辻は秋山が放った中前打の間に一気に本塁を陥れた。中堅クロマティの緩慢な送球や中継プレーのまずさなどを三塁ベースコーチの伊原コーチが突いたもので、これが貴重な追加点となった西武は頂点に立った。

 30年以上たった今でも野球ファンの間で語り継がれる、文字通り“伝説”のシーン。西武黄金時代のメンバーとして、自身も含めハイレベルなプレーを見せてきた辻監督は「俺は(ランエンドヒットで)走っていないし、(守備側が)ジャックルもしていない。そう考えるとすごいな。(11日の源田は)伝説じゃない」と自画自賛しながら、監督として1年目から起用し続けている源田のさらなるレベルアップを求めた。

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