千賀に届いた監督の思い/プロ野球番記者コラム

西日本スポーツ

 着実に「エース」としての階段を上っている。11日、5月の月間MVPが発表され、先発5試合で3勝を挙げた千賀が受賞した。同月で最も印象に残った試合を問われ、今季初黒星を喫した5月31日の楽天戦を反省。今季は工藤監督も自然と「エース」として認める言葉を発している。ここまでリーグトップの80投球回を投じている千賀の言動には、柱としての自覚がにじんできている。

 昨季、千賀は初の開幕投手を任された。その年のキャンプ中、工藤監督に理由を尋ねた。右腕がそのポテンシャルをまだまだ発揮できていないことや、先発の柱としての自覚を持たせたいという思いを口にしてくれた。だが昨季は自己最多タイの13勝を挙げた一方、故障などで4度も離脱。規定投球回にも届かなかった結果だけを見ると、指揮官の思いに応えたとは言い難い一年だった。ただ、その悔しさが今季の言動につながったと考えると、指揮官の思いは十分に伝わっている。 (倉成孝史)

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