着実に階段を上がる右腕/プロ野球番記者コラム

西日本スポーツ

約9カ月ぶりにブルペン投球を行った岩崎=6月9日 拡大

約9カ月ぶりにブルペン投球を行った岩崎=6月9日

 流れる汗を拭いながら、岩崎は笑みを浮かべた。筑後ファーム施設の屋内練習場にあるブルペン。9日に約9カ月ぶりの投球練習を行うと、中2日で12日にも腕を振った。立った状態の捕手に約30球。球数も増えて「悪くなかったです。いい感じで投げられている」とうなずいた。

 昨年は2度も右肘手術を受けた。1度目は4月。その後、シーズン中の復帰を目指したが「昨年は無理やり投げていた部分があった」と振り返る。最終的にはチームが日本シリーズを目前に控えた10月下旬に、2度目の手術に踏み切った。

 無理やり一足飛びに階段を上がった昨年とは異なり、今は「着実に、一歩ずつ確実に階段を上がっていると思う。不安は全くない」と手応えをのぞかせる。「このままなら、今週中には捕手に中腰程度になってもらって投げたい」と発する言葉も力強くなった。決して万全とは言い難いホークスの救援陣に明るい兆しが見え始めている。 (山田孝人)

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