西武・中村満弾 ヤクルトをがぶ飲み1イニング8点

西日本スポーツ

 ◆西武11―1ヤクルト(14日・メットライフドーム)

 猛打の締めは見慣れた放物線だ。6点差の4回1死満塁。中村が左中間席にグランドスラムをたたき込んだ。「真っすぐのタイミングで甘いボールが来た。芯で打てた」。自身が持つプロ野球記録を更新する通算18本目の満塁弾で、大勝の流れを決定づけた。

 初回に3点を奪い、4回は無死からの3連打で好機が広がった。「流れが良かったので、前の打者に感謝したい。(流れが)悪いときには回ってきてほしくないと思うこともある」。巡ってきたチャンスを逃さず仕留め、5月17日のオリックス戦以来のアーチ。球史に残る満塁機での勝負強さに「満塁は苦手。打たないといけないと(いう状況に)なるので、あまり好きではない」と意外な胸中を明かした。

■借金生活回避

 交流戦での1イニング8得点は、昨年5月31日の広島戦で1イニング10点を奪って以来。14安打のうち単打が13本という快音の連発に、辻監督も「いいつながりだった」とうなずいた。

 負ければ借金生活に突入する状況で、価値ある白星で踏みとどまった。交流戦の通算本塁打と打点で歴代トップを走る主砲は「初年度からずっとやってるんで」と笑った。積み重ねた価値ある記録は、高く上がる打球のように伸び続ける。 (松田達也)

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