誠一郎Vへ脇本を差せ! 九州王国再興へ

西日本スポーツ

 中川誠一郎が準決11R、1着の脇本雄太に肉薄する2着で、決勝へと駒を進めた。2月の全日本選抜(別府)以来、今年2度目のG1制覇に挑む。

 準決は激しい雨中の戦いとなった。この日、1Rでは通り雨が降ったが、その後はピタリとやんで青空も出ていた。しかし11Rの選手紹介終了直後、いきなりの土砂降り。中川は「雨が降るとここのバンクはすごく滑る」と走りにくさを感じながら周回。それでも残り1周で思いっ切り踏み上げた。「バッチリのタイミングだった。脇本君の前に出られそうだったし、3人で決まると思った」。連係した中川‐松岡貴久‐井上昌己の九州トリオのうち、2人が決勝に乗れると思ったその時、「1角で後輪が滑ってドリフトした。立て直したら、捲って出た脇本君の後ろにいた。天候には勝てませんでした」。脇本に押し切られ、決勝での九州連係はならなかった。

 それでも近畿勢の優出は脇本だけで、中川が番手を回ることになった。ともに3年前のリオ五輪代表で「脇本君とはずっとトレーニングを一緒にしてきた」という仲間。競輪での連係実績も十分で、願ってもない目標だ。さらには「今回は気持ちもしっかり入る。状態もいい」と、珍しく前向きなコメントを連発。さらに「G1決勝はこれで4回目。滅多にないけど、出ると結構優勝するんです」とニッコリ。過去3回出走し2連勝中と、Vへの流れは中川に向いている。あとは中川が脇本をズバッと差し切る、それだけだ。

 松岡貴 3着ではダメなのは分かっていた。でも初日から(3)(1)(3)だし、よくやった方でしょ。

 井上昌 緊張感のある戦いだった。やっぱり競輪はこうじゃないと楽しくない。これからも何度もこんなレースを走りたい。

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