ソフトバンク救援6人0封ドロー リーグ2位浮上 森抹消ショックしのいだ

西日本スポーツ

6回2死、二保に代わって椎野が登板 拡大

6回2死、二保に代わって椎野が登板

8回、3番手で登板した武田 9回に登板した甲斐野 延長10回に登板したモイネロ 延長11回に登板した嘉弥真 延長12回2死、DeNA・ソトを空振り三振に打ち取り、叫ぶ高橋純 延長12回2死満塁、高谷は三邪飛に倒れナインはベンチで試合終了を見届けた 交流戦成績(16日現在)

 ◆ソフトバンク2-2DeNA(16日・ヤフオクドーム)

 「森ショック」を救援陣が一丸でカバー!! 守護神の森唯斗投手(27)が右上腕部の張りで登録抹消される緊急事態で、6回途中2失点と粘った先発の二保からバトンを受けた救援の6投手が無失点リレー。延長12回無死満塁のサヨナラ機は逃し、DeNAと2‐2で引き分けたが、工藤監督は投手陣の踏ん張りを絶賛。貴重な引き分けが効いて交流戦は単独首位、リーグ順位は日本ハムと同率の2位に浮上した。

■延長12回無死満塁絶好機逃す

 ナインはベンチから身を乗り出していた。本拠地のファンもサヨナラ勝ちを確信していた。DeNAの守護神山崎が登板した延長12回。内川からの攻撃は連打と申告敬遠で無死満塁。この絶好機で松田宣が見逃し三振に倒れ、上林は一ゴロ。最後は途中出場の高谷がフルカウントからの8球目に詰まり三邪飛に倒れた。

 試合終了直後、最後の逸機を問われた工藤監督は「うん、そうですね…」と漏らすと、数秒沈黙した。普段は敗戦の後ほど明るい口調で切り替えを強調するが、目前だった勝利を逃し、報道陣の問い掛けに珍しく言葉に詰まった。

 ラストシーンだけを切り取れば、工藤監督がショックを隠せないのも無理はない。ただ、大きな痛手に耐えての貴重な引き分けだったことも確かだ。試合前に抑えの森の出場選手登録を抹消。右上腕部の張りを訴えた守護神を欠く戦いを余儀なくされていたからだ。

 森はサファテが戦列を離れた昨季途中から抑えを任され、今季もチームトップの31試合に登板して19セーブを挙げていた。球界屈指のタフネス右腕が不在となったチームの危機で、残された投手陣が奮起。工藤監督を「本当に素晴らしかったと思います」と喜ばせた。

 今季2度目の先発だった二保が6回に乙坂のソロで1点を勝ち越されたが、2死から登板した椎野は前の打席でソロを放った宮崎を右飛。7回も4番からの好打順を3人で封じた。8回は武田が無失点に抑え、直後の攻撃で甲斐に同点の7号ソロが飛び出した。

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