元ソフトバンク捕手・田口昌徳氏の夢 西南大コーチに就任

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トスを上げる西南大の田口コーチ

福岡ソフトバンク時代の田口コーチ

 福岡ダイエー、福岡ソフトバンクなどで捕手として活躍した田口昌徳氏(48)が、九州六大学野球連盟の西南大のバッテリーコーチに就任した。現役引退後はバッテリーコーチを経験。プロでの指導経験を生かして大学生捕手育成に力を注ぐ。

 田口コーチは今月から西南大で指導を始めた。現役時代に明るい性格で人気を集めたキャラクターそのままに、練習中も自然と周囲に選手が集まってくる。厳しい練習で学生が息を上げると「この練習は(ソフトバンクの)甲斐や高谷もやっていることだぞ」と声を掛けてモチベーションを高めた。「プロでやってきたことをそのまま伝えていくつもり。一つのヒントになれば」と話す。

 今春のリーグ戦で2連覇を狙った西南大は、正捕手の故障もあり、波に乗れないまま3位に終わった。近鉄、楽天で活躍した同大学の川口憲史コーチから「捕手を指導できる人を探している」と打診を受けて快諾した。田口コーチは駒大時代に全日本大学選手権優勝も経験。「学生時代は苦しかったが勝つ喜びがプロにつながった。何か一つのことに打ち込めば、社会に通用すると教えたい」と社会人になるための教育にも力を入れる。

 コーチとして楽天の嶋、西武の森らを見てきた。「プロでコーチもされてきた方なので、いろいろな経験を選手に伝えてくれれば」と東和樹監督も期待を寄せる。「プロを目指す選手が出てきてほしい」と夢を話す田口コーチ。選手と一喜一憂しながら、九六で常勝を目指す。 (前田泰子)

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