西武中村、初の交流戦200打点「何とも思わない」

西日本スポーツ

9回1死満塁、中前に2点適時打を放つ西武・中村 拡大

9回1死満塁、中前に2点適時打を放つ西武・中村

交流戦個人通算成績

 ◆中日2―5西武(19日・ナゴヤドーム)

 劣勢を一発ではね返し、満塁からの一振りで勝利を引き寄せた。中村のバットが「魔のカード2戦目」に終止符を打った。同点11号2ランに勝ち越し2点打と計4打点。文句なしのヒーローは「ランナーをかえすことだけ考えた」と笑みを浮かべた。

 2点を追う7回2死三塁。「はっきり言って、あの球は狙っていた。引っ張りにいったらゴロになりやすい。右方向を少し意識して振った」。プロ18年目のベテランは、好投を続ける大野雄のツーシームを狙い打ち。右翼席にイメージ通りの同点2ランを打ち込んだ。

 こうなると“主役”には絶好の舞台が用意される。同点で迎えた9回1死満塁。今度は真っすぐを中前にはじき返した。交流戦通算202打点に伸ばし、史上初の200打点超え。「何とも思わない。長くやらせてもらっているから記録につながってる」と意に介さない。

 これで2戦連発。本塁打を浴びせた投手が歴代2位の通算229人に。400号まであと4本とした。こちらの記録には「何とか早く達成したい」と力を込めた。昨季は絶不調も味わったが、今季はスタメン出場を続ける。「去年はすごい波だったので、今年は低いところでパサパサ~と割と小さい波で頑張っている」と笑った。

 中村の2振りで5連敗中だった「魔のカード2戦目」を制し、3連勝。辻監督は「久しぶりの2戦目だね。大野(雄)にノーヒットノーランをやられるかと思ったけど、(中村の)2ランが大きかった」とうなずいた。頼れるベテランが同点&勝ち越しの“おかわり”で白星を平らげた。 (小畑大悟)

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■きょうにも1位

 西武中村が今季11号を中日大野雄から記録した。大野雄からの本塁打は通算10打席目で初。本塁打を放った投手数は229人となりローズ(オリックスなど)を抜き単独2位に浮上、1位の阿部(巨人)にあと1人と迫った。20日の中日先発、山井からは過去1本を記録も救援陣には打ったことのない投手がおり、トップに並ぶ可能性がある。

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