サニブラウン福岡凱旋へ 帰国会見で明かした「飢えている」もの

西日本スポーツ

 陸上男子100メートルで9秒97の日本記録を出したサニブラウン・ハキーム(米フロリダ大)が20日、帰国した。27日に開幕する日本選手権(博多の森陸上競技場)に出場する。

 米国の大会で日本人2人目の9秒台を出した後、日本に戻ってきたのは初めて。「時の人」となったアスリートを迎えようと成田空港には大勢の報道陣が詰め掛けた。黒のパーカーに黒のスエットパンツ、スニーカーというラフな服装のサニブラウンは、時折笑顔も見せながら取材に応じた。

 今年の日本選手権の舞台は福岡。北九州市の病院で誕生、福岡県宗像市出身の母の里帰り出産だったサニブラウンにとってはゆかりの深い土地だ。東京育ちながら、母の実家には幼少時から何度も帰省。サニブラウンは「一応、生まれただけですけど」と冗談めかして笑いを誘いつつ「祖父も福岡にいる。いろいろ家族にも会ったりして、結果的にいいい帰国になると思います」と目を輝かせた。

 米国で暮らしていることもあり「おいしいご飯に飢えています。食べたいものがありすぎる」と明かした20歳にとって、ラーメンやうどん、もつ鍋など美食の宝庫でもある福岡は胃袋を満たす上でもこれ以上ない場所。久しぶりの日本で何を食べるのかといった楽しみもできるレースとなりそうだ。

 サニブラウンは日本選手権で100、200メートルにエントリーしており2年ぶりの2冠を狙う。100メートルでは前日本記録保持者の桐生祥秀と直接対決。昨年覇者の山県亮太は気胸と診断され安静が必要なため欠場することが20日に発表された。

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