西武中村まもなく1位 230人目の“獲物”は誰に

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中村が本塁打を放った全投手

 西武の中村剛也内野手(36)に新たな勲章が近づいている。6月19日時点で通算396本塁打。史上20人目の大台400号が迫るが、積み上げた本塁打の内訳で歴代1位になる可能性が高まっている。

 中村がこれまで本塁打を放った投手は229人。今季11号を記録した19日の試合で、228人で並んでいたローズ(オリックスなど)を抜き単独2位に浮上した。1位は阿部慎之助(巨人)で230人。中村は過去に打っていない投手の1人から本塁打を記録すれば阿部と並び歴代トップに立つことになる。

 中村が最も多く本塁打を打った投手は金子弌大(オリックス-日本ハム)で11本。2桁はこの金子だけで、吉川光夫(日本ハム-巨人)の8本、杉内俊哉(ダイエー-ソフトバンク-巨人)、涌井秀章(西武-ロッテ)、田中将大(楽天)の6本と続く。複数の本塁打を放った投手は85人、残りはすべて1本で144人いる。

 「1打席で1本塁打」の対戦本塁打率10割の投手は6人。「2打席で1本塁打」の対戦本塁打率5割の投手も11人いる。通算402本塁打の阿部は「1打席で1本塁打」が中村と同じ6人、「2打席で2本塁打」が1人、「2打席で1本塁打」は9人。少ない対戦機会でも仕留めてきた成果が歴代1、2位の数字につながっているといえる。

 18試合しかない交流戦は1カード25試合のリーグ戦と違って同じ投手との対戦が少ない。特にリリーフの顔ぶれは年ごとに変わることもあり「対戦初アーチ」も生まれやすくなる。中村は交流戦通算本塁打が歴代1位の75本。自然と“獲物”が増え、本塁打を奪った投手の数を着実に伸ばしてきた。

 西武の交流戦は20日が中日戦、21日から最後のカードとなる阪神3連戦を控える。中村が過去に本塁打を放った阪神の投手は7人いるが、このうち現在も支配下で現役は能見、石崎の2人だけだ(他球団から移籍の投手を除く)。得意の交流戦で1位タイの230人斬り、さらに単独トップに躍り出るか。本塁打王6度は歴代3位、満塁本塁打18本は歴代1位。希代のホームランバッターが挑む新たな記録に注目が集まりそうだ。

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