ソフトバンク甲斐野初S 1イニングピシャリ

西日本スポーツ

プロ初セーブを挙げ、高谷(手前)と抱き合う甲斐野 拡大

プロ初セーブを挙げ、高谷(手前)と抱き合う甲斐野

 ◆ヤクルト5-6ソフトバンク(20日・神宮)

 圧巻の投球で一度はつかみ損ねたプロ初セーブを手にした。甲斐野が1点リードの9回を3人で締めた。東都大学リーグの東洋大時代に活躍した神宮で記した一歩。「緊張したが、前回の反省を生かして絶対にゼロで帰ってくるという気持ちだった」。暫定ストッパーを務めたルーキーは、胸を張った。

 18日のカード初戦では3点リードの9回に登板し、1安打3四球で1イニングを抑えられず、嘉弥真にマウンドを譲った。「あんな形で終わったのにチャンスをもらえた。本当にありがたい」。1死をとり、2打席連続本塁打を放っていた山田哲から変化球で空振り三振を奪うと、続く山崎も154キロの真っすぐで見逃し三振に封じた。

 救援失敗で落ち込んだ前回の登板後、故障離脱した守護神の森が心境を案じて連絡をくれたという。厳しい場面を再び託した工藤監督も「前回の経験がつながった。チャンスがある時に一つずつ積み上げて、一回り大きくなってほしい」と期待を込めた。

 初セーブの記念ボールを神宮で観戦した兄・祐大さん(31)に投げて渡した。壁を乗り越えた右腕が、チームの苦しいブルペン事情を救う存在に成長する。

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