J1鳥栖移籍1年 トーレス引退 「神の子」決断23日会見

西日本スポーツ

■SNSで表明

 世界的ストライカーが九州で現役生活に幕を下ろす‐。J1サガン鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンドトーレス(35)が21日、自身のSNSで現役を引退することを発表した。クラブも同日、今季限りの引退を発表。フェルナンドトーレスは23日に東京都内で記者会見を開き、詳細を自らの口で語る。鳥栖に来て約1年。チームが低迷する中、出場機会が減っていた「神の子」は、大きな決断を下した。

■出場機会減

 世界的ストライカーがユニホームを脱ぐ。フェルナンドトーレスはインスタグラムとツイッターに「とても大事なお知らせがあるのでビデオを作りました」と自らが話す動画を載せ「最高にエキサイティングな18年がたって、ついにこの日がやってきた」と引退を表明。そして「日本時間の23日午前10時から東京で記者会見を開き、皆さんの質問に答えようと思っている。そこでお会いしましょう」とメッセージを送った。

 昨年7月、大型補強を進めていた鳥栖に加入。同年7月22日の仙台戦でリーグ戦初出場を果たした。17試合で3得点にとどまったが、終盤戦ではキャプテンマークを巻いてチームを引っ張るなどJ1残留に貢献した。

 だが今季は苦しんだ。同じスペイン出身でパスサッカーを掲げるカレーラス監督の下、5人の主将の一角を任された。開幕から4試合連続で先発したが右太ももを負傷。カレーラス監督が5連敗を喫するなどの不振で事実上の解任に追い込まれ、金明輝監督が就任すると、フェルナンドトーレスの出場機会が大きく減り、6月1日のC大阪戦ではベンチ入りメンバーからも外れた。今季リーグ戦11試合出場で得点がなく、チームは最下位。金監督は「チームが彼を生かし切れていない」と指摘していた。

 フェルナンドトーレスは21日、佐賀県鳥栖市での非公開練習後、チームメートに引退を伝えた。22日のアウェー札幌戦のメンバーにも加わっているという。関係者によると現役最後の試合は8月23日のホーム神戸戦とみられる。スペイン代表でともに活躍したイニエスタとの共演で、ストライカー人生を終えるのか。 (広田亜貴子)

◆フェルナンドトーレス

 1984年3月20日生まれ。スペイン・マドリード州出身。同国のアトレチコ・マドリードの下部組織を経て2001年にプロデビュー。その後、リバプール、チェルシー(ともにイングランド)、ACミラン(イタリア)でもプレー。03年にスペイン代表デビューを果たし、10年ワールドカップ(W杯)で優勝を経験。13年コンフェデレーション・カップ得点王。186センチ、78キロ。鳥栖での背番号は9。

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