J2福岡初白星遠く 久藤監督就任3戦目、徳島に1-2

西日本スポーツ

徳島に敗れ、サポーターに頭を下げる福岡イレブン 拡大

徳島に敗れ、サポーターに頭を下げる福岡イレブン

後半、試合を見守る福岡・久藤監督 後半10分、ゴールを決める福岡・梁東〓(手前) J2勝敗表(22日現在) アビスパの今季成績

 ◆明治安田生命J2第19節 徳島2―1福岡(22日・鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム)

 J3降格圏内の21位と苦しむアビスパ福岡が徳島に1‐2で敗れ、4試合勝ちなしとなった。2点を追う後半、梁東〓(ヤン・ドンヒョン)(33)のゴールで反撃したが及ばなかった。V・ファーレン長崎は首位の山形に1‐2で敗れて3戦勝ちなし。鹿児島ユナイテッドFCは栃木に2‐0で快勝し、FC琉球は甲府に2‐5で逆転負けした。

 久藤アビスパは3戦目でも初白星を挙げられなかった。今季10敗目を喫し、4戦勝ちなし。前半に許した2失点をはね返す力はなく、イレブンは夜のフィールドでうなだれた。久藤監督は「追いついて逆転するまでの力はまだなかった」と険しい表情を見せた。

 前半に迷ったところを突かれた。「前から奪いにいくか、ブロックを敷くかが曖昧になってしまった」と主将の鈴木が振り返るように、スピードのある徳島に主導権を握られる展開。前半19分、ミドルシュートをGKセランテスが右手ではじいたが、こぼれ球を岸本に押し込まれて先制点を献上。同33分には右サイドをドリブルで突破されたのをきっかけに追加点を許した。

 前節の柏戦に続いて3バックで臨んだが、11人の意思が統一できないままだった。ペッキア前監督は攻撃的なサッカーを掲げていたが、久藤監督は守備的な5バックになることも。指揮官は選手同士での話し合いを重視するが、後半10分に反撃のゴールを決めた梁東〓は今季自身7点目でも喜びはなく「うちのサッカーは、カウンターか、前からプレッシャーをかけるか、選手同士で(議論が)完結してない」と指摘した。

 だが梁東〓は「能力を持っている選手はそろっている。うまくいけたときの良さを生かして改善していきたい」と前を向いた。J3降格圏を抜け出せない中、次節からは、福岡と勝ち点3差で17位の山口、最下位の岐阜とホーム2連戦。サポーターに光明を見せたい。 (広田亜貴子)

※〓は「火ヘン」に「玄」

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