西武中村、最多230人斬り 大阪桐蔭の同期岩田から“おかわり”2発

西日本スポーツ

4回2死、左越えに2打席連続のソロ本塁打を放つ西武・中村 拡大

4回2死、左越えに2打席連続のソロ本塁打を放つ西武・中村

2打席連続本塁打を放ち、先発本田(左)らとハイタッチする中村

 ◆阪神6―2西武(22日・甲子園)

 中村剛也は、喜怒哀楽を表に出すタイプではない。打っても淡々。その男が同級生からの“おかわり”に「対戦できたことがうれしいというか、よかった」と感慨に浸っていた。

 阪神先発の岩田は大阪桐蔭高の同級生。エース候補だった左腕は2年冬に糖尿病を発症。当時のチームは4番に中村を擁しながら甲子園出場を逃した。ともに36歳を迎える今季、交流戦で10年ぶりの対戦。中村は苦楽をともにした同志から2回1死、カットボールをバックスクリーンへ運んだ。この12号先制ソロで本塁打を放った投手が通算230人。巨人・阿部と並ぶ歴代1位だ。ただ「それは記者さんたちがつくったもんでしょ? 記録でも何でもないですよ」と無関心を貫く。

 4回2死にはスライダーをジャストミート。甲子園の浜風は右打者にとってはフォローだ。左翼席中段へ運ぶ特大の2打席連続13号ソロ。通算400本塁打にあと「2」と迫った。

 「チームは負けましたけど、僕自身は、ま、よかったです」。岩田と話す機会もなかったというが「明日(23日)は向こうからあいさつに来るんじゃない?」。中村は連発、でも岩田は勝ち投手。甲子園の神様の小粋な計らいで、日曜日はきっと話がはずむだろう。 (喜瀬雅則)

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