トーレス「日本に来た理由は『彼』」引退会見1

西日本スポーツ

引退会見で竹原社長(手前)と抱き合うフェルナンドトーレス 拡大

引退会見で竹原社長(手前)と抱き合うフェルナンドトーレス

 サッカー元スペイン代表で現役引退を表明したJ1鳥栖のフェルナンドトーレス(35)が23日、東京都内で会見した。2001年のプロデビューから多くの欧州クラブでプレー。W杯3大会に出場し、10年南アフリカ大会で優勝を経験した。18年途中に鳥栖入りし、今年が日本で2シーズン目だった。

 会見でのやりとりは以下の通り。

 (冒頭であいさつ)

 皆さま、おはようございます。本日は私の引退会見にお集まりいただき本当にありがとうございます。私はサッカー選手としての人生を引退することを決意しました。私のラストマッチについても決めました。ラストマッチは8月23日、ヴィッセル神戸戦になります。この日をなぜラストマッチにしたかというと、古くからの友人であるイニエスタ選手との直接対決。それをさらに日本で実際にできるということ、そこで自分のサッカー人生を終えることができるということで決めました。神戸には友人でありW杯代表でも一緒に戦ってきたダビド・ビジャ選手もいます。その中で最後の試合として自分できることを全て尽くしながらやっていきたいと思います。

 もちろん、ラストマッチまで2カ月ほどありますので、それまで自分ができることを全て尽くし、引退ということは見えていますが、さらにここから成長するため、チームメートのために、自分のできることを全てやっていきたいと思っています。もちろん現段階のコンディションはベストではありませんが、これ以上に向上させるために全力でトレーニングをやっていきたいと思います。

 自分の中でサッカーのレベルという、パフォーマンスに対するレベルというものがある。この引退を決めた理由として、その自分のベストのレベルに到達できていないという疑問点がありました。その中で今回やめた理由としては、もちろんまだシーズンは途中で来年もオプションでもう1年契約はありますが、そことは別に自分がベストなコンディションでできる、それを最後までやり続けられる。もしそこに到達できなくなるなら自分の今のレベルでしっかりサッカー人生を終えたいと思い、引退を決意しました。

 Jリーグ、そしてJ1リーグ、日本のサッカーというのは、本当にエキサイティングなもので、このリーグはサポーター、選手にエキサイティングな時間を与えてくれると思う。私が来たとき、チームのために自分が何ができるか考えたときに、ベストを尽くす、それを思って戦ってきました。昨年(11月24日の)横浜戦でゴールを決め、チームの残留に貢献できて本当に良かったと思います。引退しますが、最後にサポーターの人たちに自分が何か鳥栖のためにしたと思ってもらえればうれしく思います。

 選手としては引退しますが、だからと言ってクラブを離れるつもりはありません。竹原社長のおかげでこの先、アドバイザーとしてチームに残ることにしました。そして鳥栖の成長のために自分ができることを全てやっていきたいと思います。鳥栖のことをさらに大きなチームとして、Jリーグ、日本のサッカーを世界中に広げていきたいと、そこに貢献していきたいと思います。

 今までサポートしてくださった家族の皆さまに感謝を申し上げると同時に、日本のサポーター、ファンの皆さん、全ての会った人に感謝したいと思います。日本人の方々は尊敬を持って接してくれる。そして日本というのはたくさん素晴らしいところがあって、今まで旅行もして、いいところもいっぱいありました。これからもこっちにいて、学べることは学んで、日本のことをいろいろ知っていきたいと思います。

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