トーレス「移籍というのは難しいもの」引退会見2

西日本スポーツ

引退会見に臨んだフェルナンドトーレス 拡大

引退会見に臨んだフェルナンドトーレス

 サッカー元スペイン代表で現役引退を表明したJ1鳥栖のフェルナンドトーレス(35)が23日、東京都内で会見した。2001年のプロデビューから多くの欧州クラブでプレー。W杯3大会に出場し、10年南アフリカ大会で優勝を経験した。18年途中に鳥栖入りし、今年が日本で2シーズン目だった。

 会見でのやりとりは以下の通り。(1からつづく)

-引退を決めた経緯、理由と時期は

 先ほども言いましたが、私は常に高い意識を持ち高いレベルを求めてサッカーをやってきました。今現在の状況でそこの求めているレベルに達していないなと感じたのが一つの理由です。その中で自分の体のことに関して自分が一番知っていますし、体に自分のコンディションを聞いている中で、自分の求めているところに達するのはこれから先なかなか難しいと思い、そして、精神的にこの先、試合数や試合に出ている時間もどんどん短くなってきたのもあり、その中だったら今の自分のある形、今までやってきたこと、成し遂げたことを残したいと思い、クラブにも今まで全力を尽くしてやってきました。今までチームのためにやってきたことをみんなに覚えてもらいながら自分の引退を決意しました。

-すっきりしているのか、寂しい気持ちか

 引退を表明した後の皆さんの全ての方々の反応を見ていると、本当に今までサッカー人生でやってきたことを誇らしく思う気持ちになりました。今までさまざまなチーム、世界トップレベルのクラブや代表で常に多くの試合、多くのトロフィーを取ろうと戦ってきました。その中で、もちろんたくさんのトロフィー、優勝を成し遂げていいプレーもしました。チームメートからも、対戦相手や今まで会ったことのないプレーヤーからもソーシャルネットワーク上やいろんな形でありがとうと尊敬の表明をしてくださった。そういうのを見ると、自分がやってきた18年間、サッカーキャリアを非常に誇らしく思います。

-鳥栖での1年を振り返って

 もちろん今までサッカーの人生でいいことや難しい状況もありました。難しい状況をネガティブにとらえず新しいチャレンジと捉え、そして自分で成長してきたと思います。この中で一番良かったところ、悪かったところを上げていくのは難しく、たくさん厳しい状況の中でもやってきました。ベストを尽くし、はい上がってきた。これから先もサッカー選手としては引退しますが、引退後、どのような新しいチャレンジが待っているか。それがとてもエキサイティングで(あるように期待し)どんどん新しいチャレンジに向かっていきたい。

-これまでいろいろチームでプレーした。各チームで思い出は

 もちろん、それぞれのチームでいろんな思い出がありますが、特に言いますと、まずはじめにアトレチコでキャリアをはじめ、その中でリバプールに移ることを決めたときに、移籍というのは難しいもので、アトレチコのサポーターがどういうふうに思うかというのはありましたが、その中で移籍を決めました。ですがリバプールではなかなかタイトルが取れず、そのときにチェルシーにオファーをしていただき、チェルシーに移籍しました。チェルシーでタイトルを取った後にミランに行くことになったのですが、ミランに行ったときのタイミングはチームにとっても自分にとってもあまり良くなかったのかなと思い、その後運が良く、自分のキャリアを始めたアトレチコに戻ることができました。アトレチコは一番最初のチームということもありさまざまな思い出があります。その後、Jリーグのサガン鳥栖に来ることになりました。鳥栖に来たのが一番難しい挑戦ではあったけど、この挑戦に対して戦えたのはうれしく思います。

-アドバイザーとしての仕事内容は。引退後の夢や目標などもあれば

 どういうことをかというと、チームの組織としての改革をやっていきたいと思っています。その中でユース、若手の選手育成に目を向けていきたい。サガン鳥栖のユースチームなどアカデミーには素晴らしい選手がたくさんいます。彼らを成長させて、チームをより大きくすることに目を向けていきたい。チーム、クラブ改革に関しては常にポジティブな人たちとともに働いてどんどん成長させていきたいと思っている。

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