ソフトバンク千賀、中5日フル回転 首位ターン鍵は楽天戦

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5月24日のロッテ戦の8回、代打バルガスを見逃し三振に仕留めた千賀 ホークス球宴までの日程と予想先発 千賀の今季登板成績 パ・リーグ投手成績

■楽天敗れ首位浮上

 交流戦Vから「首位ターン」へ!! 福岡ソフトバンクの千賀滉大投手(26)が、前半戦の残り12試合に中5日でフル回転することになった。リーグ戦が再開する28日の日本ハム戦(札幌ドーム)から7月4日の楽天戦(ヤフオクドーム)、同10日の西武戦(同)にいずれも中5日で先発予定。2年ぶりのリーグ制覇を見据え、エースが再編ローテの軸として3度マウンドに立つ。25日は交流戦の最終戦で楽天が広島に敗れたため、10日以来のリーグ首位に再浮上した。

【画像】ホークス球宴までの日程と予想先発

 首位ターンを見据え、エースがフル回転する。リーグ戦が再開する28日の日本ハム戦から7月4日の楽天戦、同10日の西武戦に中5日で先発予定。前半戦の残り12試合で3度もマウンドに上がる千賀は「何とか期待に応えたいと思う」と静かに闘志を燃やした。

 今季リーグ戦の最初の正念場と位置付ける12試合を見据え、工藤監督は「(先発で)3度投げる人が出てくる。負担がかかる人はいますけど、そこは、ちょっと投げてもらわなければいけないと思ってます」と口にした。それが背番号「41」を指すのは明らかだ。

 球宴の先発部門で2年ぶりにファン投票選出されるなど、今季は開幕から好調で123奪三振は他を圧倒しての12球団トップ。規定投球回到達者で勝率7割7分8厘はリーグトップで、7勝と防御率1・96は同2位につける。92回の投球回も同1位で、充実の右腕に隙は見当たらない。

【表】パ・リーグ投手成績

 「(体調面の)不安はない。これまでに何度も監督に『期待している』という言葉をもらっているけど、それに応えられていなかった」。プロ9年目の千賀はそう振り返った上で「そろそろ」と続けた。短い言葉には意気に感じ、役目を全うする覚悟がにじんだ。

 前半戦の残り3度の登板はいずれも重要だが、7月2日からの楽天3連戦は首位ターンの鍵を握りそうだ。今季は4勝7敗と負け越しており、交流戦直前には本拠地ヤフオクドームで3年ぶりとなる同一カード3連敗も喫した。これ以上の黒星は許されない相手だ。

 2年ぶりのリーグ制覇のためにも、今季3勝9敗のロッテと並ぶ「天敵」には早く借りを返す必要がある。工藤監督も「どこが大事で、どこが大事じゃないというのはないけれど、嫌な思いはある。次に払拭(ふっしょく)しないといけない」と力を込めた。

 日本ハム戦は千賀に続き大竹、松本が先発予定。楽天戦は高橋礼、和田、そして千賀の順で先発マウンドに上がる見通しだ。千賀を中心とした球宴までの12試合の再編ローテに、倉野投手コーチも「何とか踏ん張ってもらう最初の時期だと思う」と期待を寄せた。

 25日はヤフオクドームでの先発投手練習で、キャッチボールなどで調整。「変わらずにいくだけです。とにかく自分の投球をしっかりやっていくことが大事。頑張りますよ」。交流戦は投打に故障者が続きながら、8度目の頂点に立った。今度は混戦が続くパ・リーグで一気に主導権を握る。 (山田孝人)

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