適時打5本つながるソフトバンク 12安打7得点

西日本スポーツ

5回無死二塁、右中間に適時三塁打を放ち滑り込む明石 拡大

5回無死二塁、右中間に適時三塁打を放ち滑り込む明石

7回1死一、二塁、左前適時打を放つデスパイネ 7回1死一、二塁、三塁適時内野安打を放つ松田宣 7回1死満塁、中犠飛を放つ上林 9回1死二塁、左中間に適時三塁打を放つ松田宣 1回1死二塁、先制の右前打を放つグラシアル

 ◆日本ハム5-7ソフトバンク(28日・札幌ドーム)

 つながる打線が相手エースを攻略した。同点とされた直後の5回。先頭の福田が有原に食らいついた。内角の147キロを右翼線に落とし、一挙に二塁まで陥れる好走塁。続く明石が右中間に勝ち越しの三塁打を放った。6回には甲斐が右翼席ぎりぎりに8号ソロだ。

 6回限りで有原をマウンドから引きずり降ろし、千賀の援護射撃に成功。工藤監督も「お互いのエース対決で、勝てたというのはチームとして大きい」とうなずいた。4月28日の前回対戦では7回をわずか2安打で零封された右腕に黒星をつけて借りを返した。

 交流戦で好調だったグラシアルも初回に右前へ先制打。二塁打の明石を本塁に迎え入れた。開始早々の連打で流れを呼び込み「試合の間隔が少し空いたが、早く打点を挙げられたことでチームのモチベーションも上がるし、勢いもつく。良かった」とうなずく。

 8度目の頂点に立った交流戦では12球団トップの32本のチーム本塁打を記録する一方、チーム打率は同11位の2割3分3厘。つながりを欠いた部分があったのは事実だ。75得点は西武の99得点、ロッテの87得点に次ぐパ・リーグ3位。適時打の少なさも一因だった。

 リーグ戦の再開初戦は対照的だった。一挙3点の7回はデスパイネや松田宣も適時打を放つなど、この試合は計5本のタイムリーが飛び出した。工藤監督も「交流戦は本塁打が多かっただけにね。適時打は投手にとってのしかかってくる失点」と納得の表情だ。

 タイムリーが効いただけではない。有原には6回終了時で105球を投げさせており、立花打撃コーチが「調子は悪くなかった」と分析した右腕を粘り強く攻略した。「粘って塁に出てつなぐというのが、交流戦後の最初の試合でできてよかった」と工藤監督。前半戦最初のヤマ場と位置づける12試合の初戦は実り多い白星となった。 (山田孝人)

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