女子砲丸投げ 郡3連覇 同級生・高橋とのワンツーに感極まり涙

西日本スポーツ

  陸上の日本選手権最終日が30日、福岡市の博多の森陸上競技場で行われ、女子200メートルは児玉芽生(福岡大)が初優勝し、女子砲丸投げは郡菜々佳(九共大)が3連覇。女子走り高跳びでは神田菜摘(福岡大)が初優勝した。

 笑顔がトレードマークの女王が泣きじゃくった。女子砲丸投げの郡菜々佳(九共大)がただ一人16メートル台をマークし、3連覇。達成感より、最終6投目で自己ベストを出して2位に食い込んだ高橋由華(同)の健闘にこみ上げるものがあった。

 「入学してからずっと、福岡での日本選手権でワンツーフィニッシュしようと言ってきたので。達成して感極まって…。一緒に反省し、上を向いて頑張ってきた仲。この舞台で自己ベストを出すなんてすごい」。敬愛する同級生に抱きつき、喜びを分かち合った。

 郡は日本記録(59メートル03)を持つ27日の円盤投げで4位と完敗した。「欲張って失敗した。冷静に試合をしなければ」と切り替えて臨んだ一戦。記録を意識せず、自分のフォームで投げることを心掛けて1投目から15メートル30を出してトップに立つと、2投目で勝利を決定づける16メートル06をマークした。

 3日開幕のユニバーシアード(イタリア・ナポリ)も2種目出場するが、今季限りで“二刀流”は一時封印する。円盤投げでの東京五輪出場を目指しているからだ。「円盤投げの方が、世界の中で戦っていけるイメージが湧く。(円盤投げの)勝負どころで砲丸投げの動きが出てしまうので、好きだけど断ち切らないと」と明かした。円盤投げで日本人女子初となる60メートル台を出すために、砲丸投げの女王の座から自ら降りる。 (末継智章)

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