サニブラウン五輪も特別視せず「大会で名前がついてくるだけ」

西日本スポーツ

 日本陸上連盟は1日、福岡市内で会見を開き、世界陸上選手権(9~10月・ドーハ)の代表内定選手男女計10人を発表した。

 6月30日まで福岡・博多の森陸上競技場で開催された日本選手権の男子100、200メートルで2度目の2冠を達成したサニブラウン・ハキーム(フロリダ大)は日の丸のついたユニホーム姿で「100、200メートルともに内定して一安心。課題はいろいろあるのでフロリダに戻って練習を積んでベストパフォーマンスができればいいと思う」と意気込んだ。

 壇上に並んだ6選手の“センター”に立つなど、主役として活躍した今回の日本選手権を象徴するような代表発表会見。世界選手権、その先には東京五輪も控えるが、過剰に意識することはない。「世界大会だろうがオリンピックだろうが、一大会で名前がついてくるだけなので、自分のやるべきことだけに集中していければと思う」と堂々たる姿勢で話した。

 サニブラウンは「誰もやってないことや前例のないことにチャレンジしてみて、どんなものか知ってみたかった」と2017年秋に米フロリダ大に進学。大学ではスポーツマネジメントを学び、現在はスポーツエージェントに興味を持つという。「自分もだが、他の選手も海外のエージェントと接触しないと大会に出られなかったり大変な部分がある。自分が苦労してるんで、もっと簡単にしたい。誰かがやってくれるのを待つのではなく自分でできれば」と新たな道を切り開くエースは日本と海外の懸け橋になることも見据えている。

 留学2年目の今年、6月7日(日本時間8日)の全米大学選手権では9秒97の日本新記録を樹立する活躍で歴史を塗り替えた。それでも、慢心はない。「速い人はいくらでもいるんで、全然、まだトップのトップは遠い。アメリカでトップになれれば世界のトップもほぼ同然なんで、アメリカのトップでしっかり闘える強さを身につければ、世界のトップでも同じようなパフォーマンスができるのかなと思う」と高いレベルを目標に設定した。

 サニブラウンは桐生祥秀、山縣亮太らとともに400メートルリレーの代表候補にも選ばれた。

PR

陸上 アクセスランキング

PR

注目のテーマ