目の色が変わった純平/プロ野球番記者コラム

西日本スポーツ

 素直に謝りたい。春季キャンプ中。この欄で、若手に覇気が足りないということを書いた。好アピールするルーキー勢が目立っていた中、同年代の選手たちに鼻息の荒さがまったくと言っていいほど感じられなかったのは事実だった。「誰が」と名指ししたわけではないが、そのうちの1人が高橋純だった。3球団競合のドラ1として入団。優しい性格もあるのだろう。後から入ってきた選手らに「負けてたまるか」というのが正直、伝わってくることはなかった。

 今季初の1軍昇格から10日間で2軍に戻り、再び1軍に上がった5月下旬のこと。長い間、多くの選手を見てきた球団幹部に「目つきが変わった。もう(2軍に)落ちてたまるかという目」と言われ、確かにと思った。工藤監督も「2度目に上がってきて球が変わっていた。同年代の選手に負けるかという思いは当然あると思う」。ようやく才能を開花させ始めた右腕を、指揮官はうれしそうに見つめている。 (倉成孝史)

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ