和田毅675日ぶり本拠地星 登板日に数奇な巡り合わせ

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク4-1楽天(3日・ヤフオクドーム)

 和田毅投手(38)が675日ぶりの本拠地白星を手にした。楽天岸との緊迫した投げ合いでゼロを重ね、今季最長の7イニングを被安打4、無失点で抑え込んだ直後の7回にデスパイネの満塁弾が飛び出した。和田の今季2勝目でチームは今季初の6連勝。楽天とのゲーム差は4に拡大した。連日の接戦を制し、独走の気配も漂い始めた。

■満弾の予感…大喜び

 タオルを肩にかけていた和田が、両手を突き上げ、跳び上がった。0‐0の7回1死満塁からデスパイネがバックスクリーンに飛び込むグランドスラムを放った。その瞬間、勝ち投手の権利を手に入れた左腕は隣にいた内川と目を見合わせ、肩をたたき合った。

 予感があったとはいえ、それが現実になると興奮を抑えきれなかった。「(デスパイネは)タイミングが合ってたから、内川と満塁ホームランあるかも、と言ってたけど。ウワーッと喜んでしまって…。年がいもなくすみません」と照れ笑いした。

 楽天岸との投げ合いは、予想どおりの投手戦だった。今季最長となる7回のマウンドに上がる前、首脳陣からラストイニングと告げられた。「全力で抑えにいった」。スコアレスの展開で最も避けなければならないのは、左肩痛から復帰した過去3試合でいずれも浴びた本塁打。4番から始まる打順にもブラッシュ、銀次を直球で外野フライに打ち取ると、ウィーラーはチェンジアップで空振り三振。100球を投げ終え、左腕は力強く拳を握った。

 ヤフオクドームでは2017年8月27日ロッテ戦以来、675日ぶりの勝利。久々の本拠でのお立ち台で、無数のフラッシュを浴びながら「2年もかかって本当にすみません」とブランクの長さをわびた。

 この景色を見るためにリハビリに打ち込んできた。投げることがままならない中でも、1軍の試合は目にし続けた。失われゆく試合勘を食い止めるため、自身がマウンドに立ったつもりでシミュレーションを重ねた。「野球選手にとっては、つらい作業だった」

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