勝率.762 試合に出れば負けない「高谷神話」/プロ野球番記者コラム

西日本スポーツ

楽天に勝ち、高谷(右)と握手を交わす甲斐野 拡大

楽天に勝ち、高谷(右)と握手を交わす甲斐野

 高谷が試合に出れば負けない‐。そんな「高谷神話」が生まれつつある。3日現在、出場した7試合連続でチームは白星を挙げており、トータルでも出場25試合で16勝5敗4分けの勝率7割6分2厘と、チーム勝率より1割7分近く高い。「そんな話をしたらすぐに途切れますよ」と一笑に付したが、主に勝ち試合の終盤を任される「抑え捕手」として立派な数字だ。

 連勝記録が止まりそうになったのが2日の楽天戦だ。1点リードの8回からマスクをかぶったが、この回にモイネロが逆転弾を浴びた。その後チームが再逆転し、“抑え失敗”は免れたものの、試合後は「一発だけはいけない場面だったのに」と反省しきりだった。

 翌3日の試合前練習中、投手陣の輪の中にいたモイネロに高谷が近づき、笑顔で声を掛けた。「きのうやられた分、しっかりやり返すぞ」。37歳のベテラン捕手らしいこまやかな気遣いこそが連勝記録の源にあると感じた。 (長浜幸治)

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