福岡・九国大付の下村、最速149キロ九州屈指の本格派右腕

西日本スポーツ

 第101回全国高校野球選手権の福岡大会が6日、開幕する。優勝候補の一角に挙がる九州国際大付は、最速149キロを誇るエース下村海翔(3年)が3年ぶりの甲子園出場に照準を合わせる。

■抑える自信ある

 激戦区福岡でナンバーワンと評される右腕にとって、今夏は甲子園へのラストチャンスだ。「しっかり自分の投球をすれば、どこが相手でも抑える自信はあります」。九州国際大付のエース下村は、強気さを秘めた瞳で大舞台を見据えた。

 今春の練習試合で自己最速の149キロを計測。縦のスライダーやチェンジアップなどの変化球も精度が高い。5月の招待野球では今秋のドラフト上位候補に挙がる創志学園(岡山)のエース西純矢(3年)とほぼ互角の投手戦を繰り広げた。

 5回3安打無失点の西に対し、下村は6回を5安打1失点。「西はコントロールが良く、内角の使い方がうまかった。自分も内角を意識して投げるようになった。いい収穫になった」。ライバルの長所をすぐにとり入れて、成長の糧にした。

 「甲子園に行きたい」と兵庫県から九州国際大付に進み、2年からエース。昨春の九州大会も制したが、甲子園にはこれまで縁がなかった。昨夏は北福岡大会の2回戦で若松に惜敗。4点リードを逆転された9回途中から緊急登板した下村も流れを止められなかった。

 昨秋は福岡2位で九州大会に進んだが、初戦で日章学園(宮崎)に敗れ、選抜切符には届かなかった。「立ち上がりで冷静になることが大切。同じミスは繰り返さない」。2回までに6失点した敗戦から学んだ教訓だ。

 選抜大会8強の筑陽学園、春の九州大会王者の西日本短大付など強豪がひしめく福岡大会。「最後まで気持ちで負けないように投げたい」。悔しさを糧に成長してきた九州屈指の本格派が、集大成の夏で136チームの頂点を目指す。 (前田泰子)

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